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When Darkness Calls / Reverence
失恋船長 ★★★ (2015-03-17 14:40:41)
アメリカはニューヨークを拠点に活動してるらしい現RIOTやJACK STARR'S BURNING STARRでもシンガーとして活躍しているトッド・マイケル・ホールに2007年から2009年までTOKYO BLADEのギタリストしてキャリアのある英国人ギタリスト、ブライアン・ホランドらが中心となり結成された5人組による2012年リリースの1st(ドラマーはサヴァタージのスティーブ"Doc"ワコーズ)参加メンバーのキャリアがそのまま反映されたような正統性の強いメロデイックな正統派HM/HRサウンドを披露、しなやかでメリハリのある強靭なアンサンブルを土台に光沢のある滑らかなギターがメタリックな響きを奏で、中身の太い強固なメタルサウンドを構築していきます。そのパワー感のあるメロディックな楽曲の中でスクリームするハイピッチながらも迫力を損なわない強烈な歌声を披露するトッドのパフォーマンスの高さに改めて驚かされます。キャッチーさも意識したコーラスワークも光りますが、基本は王道メタリック路線、ツインギターが奏でる豊潤なメロディの数々、特にベテランならではのブルージーなリフや歌心溢れるリードに懐かしい往年の空気を体感させられ安直なNWOTHM群とは一味も二味も違う年季を感じずにはいられません。確かなテクニックとアレンジセンスに裏打ちされた、古すぎずモダンすぎない時代を超えて支持される今を生き抜く正統派を前に、是非とも多くのマニアの手に取って欲しい一枚ですね。全11曲50分をチョイ切るランニングタイムって素敵ですよ。ちょうどイイ

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