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ポルノグラフィティ

名無し ★★★ (2015-05-06 00:19:27)
もともとポルノの隠れファンで、一時期洋楽に完全に傾倒し離れていたのですが、新曲の「オー!リバル」が彼らの代表曲「アゲハ蝶」を彷彿とさせる彼ららしい情熱的なラテンナンバーで感動し、久々に再燃しました。

それにしても、票が少なすぎて残念。
A●Bなんかあげてるやつアホか・・・いくらポルノがポップでももう少し票があると思っていた。

一般的なイメージだとポルノって「アポロ」「ミュージックアワー」「サウダージ」「アゲハ蝶」「ハネウマライダー」などのイメージが強くてポップロックって印象だと思うけど、本来の彼らはハードロックがルーツだしさりげなく晴一のギタープレイって特別うまくはないしどちらかというと作詞家として今まで観てきたのだけど、実はなかなかおいしいフレーズを持ってくると思う。
ちなみに一部だが、彼が尊敬するクラプトンからの影響も感じる。

Tamaが離れてから、よりバンド感にこだわるようになったように感じる。
初期の煌びやかで若いサウンドが好きなファンが薄味に感じてしまうのは致し方ない。

とくにセルフタイトルのアルバム「ポルノグラフィティ」はファンには不評だが、個人的には彼らがロックバントであるアピール(頭固い連中はこういうことを言うと何かと叩くが)するように生音が目立つし結構挑戦的なことをしてる。

長年そんな彼らを支えてきた本間氏から離れた近年、特に昭仁の歌唱力や表現力の目覚ましい向上に驚いている。
彼は日本の有名ボーカリストの中でも体力がある方でパフォーマンスも結構すごい。
ハードロックに向かない独特の声質(本人は最近のインタビューでもそれがコンプレックスであったと語っている)だが、滑舌の良さはピカイチですよね。
ライブでの喉の負担を考慮して歌い方を試行錯誤してきたとのこと(「Mugen」「幸せについて本気出して考えてみた」のあたりはキーを低めに曲を作っていたり、2005~2008年あたりは優しく繊細な感じ)だが、近年はあらゆる時期の彼の歌唱法や性質がミックスした感じですね。

彼の滑舌よく独特のはきはきした歌い方は、特有の早口のようにまくしたてるフレーズとの相性抜群ですね。
音域が特別広いボーカリストではないですが、近年は「ワンモアタイム」「2012spark」「光のストーリー」など、キーが高い曲が増えてきた。
昨年のロマンスポルノ'14 ~惑ワ不ノ森~でもあのポルノ屈指のハイトーンバラード「デッサン♯1」も原曲キーで久々に披露したし。

今年で41歳になる彼らのこれからにさらに期待しています。
気が付けばもう16年・・・早いですね。