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Evolution / MISHA CALVIN
ムッチー ★★★ (2010-05-05 23:22:00)
ミシャ・カルヴィンのソロアルバムで、目玉は当時BLACK SABBATHを脱退(この後に復帰)した、
トニー・マーティンが参加してることでしょう。少なくとも自分は完全にトニー目当てで買いました。
そしてもちろん、満足満足大満足の出来です!メロディアスかつドラマティックな楽曲が目白押しです!
そういうHRが好きな方であるならば、買って損するわけがないと断言してしまいたいくらいです。

全体を通して捨て曲はないですが、前半の完成度は特筆すべきほど凄まじく、
①"Strangers"・②"Ready Or Not"・③"Put A Little Faith In Me"・⑤"Reaper"が最高に好きです。
どれもトニーにはうってつけの曲だし、感動的で極上の音楽であります。
その中でもベストチューンは②!これは素晴らしい!いつ聴いてもどっぷり入り込んでしまいます。
後半のハード・ポップな曲が続くところは、個人的にはもひとつですが、決して悪くはないです。
何より、前半の楽曲の充実ぶりを前にしたら、文句の一つも出てきやしませんってもんです。

主役であるミシャ・カルヴィンのプレイは、とてもセンスが良くて、
それほど長くはないソロタイムの中でキッチリ魅せどころを作れているし、
その上エモーショナルですね。うむ、ほんとに実力がありますね~。
だが、それ以上に注目すべきは、そのアレンジセンスだと思います。
全く、なんてドラマティックに仕上げてくれることでしょう・・・!
しっかりと各パートのアンサンブルに気を使い,展開の持っていき方に工夫をしてメリハリ,起承転結をつける。
楽曲の完成度にこだわってるし、なんか愛を感じますよ!
①"Strangers"・②"Ready Or Not"・⑩"Heaven Only Knows"等を聴けば,それがひしひしと感じられます。
うん、そうだよ、音楽ってのはこういうもんでしょ!聴いていると、そんな熱い思いに駆られます。

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