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The Ultra Zone / STEVE VAI
粗茶ですが ★★ (2004-04-01 02:08:00)
99年リリース。
奇抜な形のフレットレス(?)7弦ギターを構えるVAIらしき人物が描かれたジャケットが印象的。
参加ミュージシャンはJohn Sergio(Ba)、Philip Bynoe(Ba)、Bryan Beller(Ba)、Mike Keneally(Key)、Mike Mangini(Dr)、Robin DiMaggio(Dr)、そしてB'z・・・など。
VAIが今までにリリースしたソロ・アルバムの全ての要素をまとめ上げて発展させた集大成的なアルバムらしいですね。
といっても、諸アルバムの「いいとこどり」的なアルバムではないと思います。
むしろ、アイデアを「THE ULTRA ZONE」という作品のために纏めあげ、昇華させたものでしょう。
通して聴くと分かりますが、全体的に落ち着いた感じのアルバム。それだけバラード(歌モノ含む)が良い出来だからでしょうか。
VAIファンならばご存知7th songのWindows To The Soulについてですが、これは珠玉の名バラード・インストに仕上がっています。
8/11拍子でのインプロヴァイズの壮絶さもさることながら、できればレコーディングに断食して臨んだVAIの精神世界にまで思いを馳せながら聴いて欲しい名曲です。
The Ultra Zone、Frank、Voodoo Acidが好きです。

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