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Burn This Town / BATTLEAXE
火薬バカ一代 ★★★ (2016-01-11 00:34:45)
内容よりも、ヘッタクソなジャケットのインパクトでHR/HMリスナーの記憶に刻まれる、BATTLEAXEの1stフル('83年)。そりゃ技術レベルで言ったら全く弁護できませんが、でも半端に上手い代物より、テクはないけど味だけは有り余ってるこのイラストの方が彼らには似合っていますよ。(いや皮肉じゃなく)
そんな本作に託されているのは、今ひとつな音質の下、上手かないけど熱意は伝わるヘタウマVoをフィーチュアし、エッジーなGリフ主体でストレートに押して来る極めてオーソドックスなNWOBHMサウンド。普通はそれを土台に、更にその上にスラッシーな攻撃性だったり、LAメタル風の華やかさだったりといった自分なりの「色」を盛るもんですが、本作はそうした足し算感覚ゼロ。例えるならミートソースのかかってないスパゲティか、はたまた天カスしか浮いてないうどんか、みたいなソリッド過ぎる味わい。
なので、初めて聴いた時は「地味」「味気ない」と2、3回再生したきりで売っ払ってしまったのですが、しかし。年食ってから聴き直すと、昔はマイナスに感じられた要素に逆に胸が熱くなるのだから不思議よなと。全くヒネリのない疾走ナンバー①③⑤の男らしさ、そして思わず一緒に叫びたくなるバンドのテーマ曲たる⑦の名曲っぷりにはメタル魂に火が点される思いですよ。(初期RIOTを思わすドライヴ感満点の⑩も良し)
「メタルってこういうもんだったよね」と、忘れかけてた初心を思い出させてくれる1枚。

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