この曲を聴け! 

The Astonishing / DREAM THEATER
N男(2016-01-30 12:30:28)
曲云々の前に、コンセプトが微妙すぎる新作にして、2016年早々最大の問題作。
ライナーの人物相関図を見ただけで、全力投球して全力でこけたのではないかと不安になったが・・・やはり話を読んでもあまり共感できません、文化の違いを見せつけられました。おいペト、おめーの頭はどーなってんだ!(笑)
しかし、そんな点は曲さえ良ければアルバムに対する評価は払拭できたはずだ。
Disc.1が始まった時のワクワク感は、Disc.2が始まるころには半分と残っていない。
曲の尺は近年の作品に1、2曲は入ってる“短い曲”よりさらに短いもので構成されている。彼らの短い曲は長尺の曲に挟まれないと存在意義を存分に発揮できない類のものも少なくないが、インストバトルすら排除された短い曲だけの今回の流れは厳しい。
マイキーが脱退時に言い残したコメントが嫌でも頭をよぎってくるのは、私だけではないはず。でも挑戦意欲は評価します。あれだけ毎回話題になったのに、全く曲を出そうとしなくなったベテランバンドさんは、DTとよく対バンしたアイツラに限ったことではない、なんだってそうだが、飛ぶよりも飛び続けるほうが難しいのだから。
全く聴きどころはないわけでは決してないと思う、Disc.1の前半から中盤にかけてとDisc.2の終盤あたりはいいメロディがかなり詰まってる、だからこそ曲の短さが不満に感じられて残念。
Disc.2は個人的には苦手だが、Moment of Betrayalなんかは非常にかっこいいというか、今作で一番ドリムシな曲だと思う。
やはりメディアがしっかりしていないサントラの域なんだよなぁ・・・

[★★☆  ]

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