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Heavy Crown / Last in Line
H・W ★★ (2016-03-09 13:46:56)
最近、80年代に活躍したミュージシャンの懐古的活動が目立つ。
いろんな活動、人生経験を踏まえて、「一周回って」くる時期なのかもしれない。

その中でも、このアルバムは重みが違う。

ロニーが亡くなっている。
ジミー・ベイン、ヴィヴィアン・キャンベルは闘病中。
(先日、ジミー・ベイン氏はお亡くなりになりました...合掌。)

そんな状況だから、どうにもこうにも...。
「思い出アルバム」的な立ち位置で作られた一枚なのかと思うと余計しんみりしてしまう。

けど、一枚聴き通した後に残ったこの爽やかな気持ちは一体何だ?

なんだかんだ言って、ヴィヴィアンが本当にやりたかったのは、やっぱりコレじゃねえのか?と言ってみたくなる出来栄え。
ロニーの影を感じさせないヴォーカルの爽快な歌いっぷり。
リズム隊の鉄壁さ。
そしてもう何十年も聴いていなかったヴィヴィアンの超攻撃的ハードロックギター。
どこを切っても本物の、ピュアなハードロックである。

...きっと、天国のロニーも納得するだろうね。

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