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Return to Fantasy / URIAH HEEP
火薬バカ一代 ★★ (2010-08-24 22:39:00)
ケン・ヘンズレーが「終わりの始まり」と語るゲイリー・セイン(B)解雇騒動を経て'75年に発表された8th。
(セインはその翌年死去。死因はオーバードーズとも感電事故の後遺症とも言われているが、真実やいかに)
後任Bは元KING CRIMSONのジョン・ウェットン。しかもアルバムは全英チャート最高第7位にランクインする
ヒット作となり、その上タイトル曲はURIAH HEEPを代表する名曲の一つ・・・と、トピックだらけの作品ゆえ、
このバンドに興味を持った時点で速攻購入に走ったのだが、アルバム表題曲①のインパクトが
余りに強過ぎるため、続く楽曲が完全に霞んで聴こえてしまう事や、全体的にロックンロール調の
軽快なノリが目立つ作風等から、正直、購入当初の感想は余り芳しいものではなかった。
尤も、現在では本作は大好きな1枚だし、スペーシーな雰囲気漂う導入部を備えたドラマティックな④、
何やらノスタルジックな哀愁の感じられる⑧、これまでアルバムのラストに置かれてきた楽曲群に比べると
ややドラマ性には乏しいものの、欧州のバンドらしい憂いと湿り気を帯びた⑨等、きっちり名曲/佳曲を収録。
そして何より、本作をよりスペシャルな作品へと高めているOPナンバー①の存在がトドメを刺す。
この名曲を聴くためだけにでも購入する価値がある1枚と思うのだが、どうか?

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