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Come Death / BLOOD RED THRONE
GOD ★★★ (2016-05-14 23:46:00)
2007年発売の4thアルバム。
1st~3rdまではオールドスクールデスメタルでしたが、今回は今までの路線を引き継ぎながらもテクニカルな面を多く引き出した作品となっています。
音質は良好。クリアーながら低音もしっかりと効いています。
ヴォーカルは前作の人から交代しました。威厳のあるグロウルに加えヒステリックな絶叫もあげる迫力あるヴォーカルです。今回の人もかなりいい感じです。
ギターはオールドスクールなものやスラッシーなリフに、加え曲によっては若干メロディアスなものもあります。メロデスほどの扇情度ではないですが、結構印象的なリフも多いです。
ベースはここぞとばかりにテクニカルなフレーズを弾きまくり、音も目立っています。次回作のSouls of Damnationを先に聴いていたのですが、この作品でもかなり頑張っています。
個人的にこのベーシストは最も好きなベーシストの一人ですね。
ドラマーは安定したドラミングで、爆走一辺倒ではないですが、ブラストは速いです。
音質の関係上音がしっかりしており、ツーバスの連打も心地いいです。

このバンドはどうもあまり有名ではないみたいですが、テクニカルで曲もカッコいいものが多いのでデスメタル好きにはお勧めです。
ちなみにこのアルバムの8曲目はカナダの変態テクニカルデスバンド、Gorgutsのカバーです。

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