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IN FLAMES
ヤングラジオ (2016-08-27 20:55:19)
年内に発売予定の新作から、2曲が公開されている。
「これくらい思い切った方がいい......。」
「まあ、やっぱりこうなるよね。」

振り返れば前作は、生みの苦しみを味わう新機軸に特化した作風だった。
逆に前々作は、極端に言えば似たような楽曲が多かったので、それらを解消すべく前作は、バラエティーに富んだ楽曲で構成されていた。

従来型の前々作、新型の前作、どっちを選択するのかに興味があったけど、どうやら彼らは従来の路線に戻した感じである。
とは言っても、表面の質感は今までと違っていて、それは新しいかも知れない。

前作は、作りこんだ力作でもあり一枚のアルバムとしての完成度も高かった。
だけど、窮屈な感じは従来の良さが殺されているように、僕には感じた。
別に目新しい事を、無理してやる必要はない。
音楽的な幅が広ければ広いほどいい、という事は無いのである。

また、重さや激しさが足りなく感じる人も多いだろうけど、今のアメリカのロックシーンから考えれば、時流には合っている気がする。

まだ2曲しか聞いていないけど、前作よりは僕は好きな感じがする。
2年という、最近では比較的短いインターバルで発売される理由が、キーポイントかも知れない...。

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