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WOW / WENDY O. WILLIAMS
失恋船長 ★★ (2017-01-27 13:34:48)
その出自からセクシャルクィーンの異名を持つ、PlasmaticsのシンガーだったウェンディがプロデューサーにKISSのジーン・シモンズを迎えソロ名義でリリースした1st。ジーンが手がけると言う事で出ている音も想像できますが、その期待に応えるラフなパワーを内包したシンプルなアメリカンロックを披露。ほぼPlasmaticsのメンバーが演奏しているのですが、ポール・スタンレーにエース・フレイリー、エリック・カーらが一曲づつゲスト参加、そして謎のベーシスト、ヴァン・ヘルシングはジーンが変名でベースを担当、更には楽曲にもメンバーが積極的に加わりKISSファンにとっては見逃す事に出来ない作風へと仕上がっています。
スピード感や攻撃性を求める方は、止めた方がよいのですが、KISS譲りの大味なロックサウンドが好みの方は安心して聴けるでしょう、⑧みたいな哀愁路線の曲もあり、シンプルなロックだけじゃないってのもKISS風ですよね。

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