この曲を聴け! 

Granite / DOOGIE WHITE & LA PAZ
失恋船長 ★★ (2017-03-09 14:56:09)
Praying Mantisの来日公演に参加しリッチー・ブラックモアの関係者にデモテープを渡した事がきっかけでRAINBOWのシンガーの座を射止め一躍売れっ子シンガーの仲間入りを果たしたドゥギー・ホワイトがスコットランド時代に組んでいたバンドの復活作。メンバーの楽曲も80年代当時のモノを再利用、懐かしきメロディックサウンドに淡白だがドゥギーの歌声は有機的に絡み楽曲に暖か味を与えています。9スパニッシュギターに導かれ始まる9分を超える大作ナンバー『Shame the Devil』のような例外はあるが、基本はポップでキャッチーなメロディラインを中心に派手さはないが、細かいニュアンスを伝える繊細なタッチの音楽性を披露、楽曲志向の枠の中で、ドゥギーのソウルフルな歌声が優しく響きます。
このような作風のアルバムがポーランドのMetal Mindからリリースされた事に驚いたが、ワタクシの趣味を度外視してレーベルの音源をチェックしたら、実に幅広いバンドをフォローしていた事に驚いた。世界は広いなぁ。
ドゥギーファンは勿論ですが、アダルトな雰囲気のHM/HRが好きな人にはウケるでしょう。スピードなモノを求める方にはチト厳しいでしょうね。

→同意