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Fight to Survive / WHITE LION
失恋船長 ★★★ (2017-08-02 13:47:36)
実は1970年代の後半から本国デンマークでミュージシャン稼業で生計を立て、本国ではゴールドディスクを獲得するほど人気のあったMABELのシンガー、マイク・トランプが自身の夢を掴む為に単身渡米。その後、以前から面識のあったヴィト・ブラッタと意気投合したのがバンドの成り立ちなんだとか、その出自の異なる二人の感性を生かした音楽性は、ポップフィーリングを残しつつも溌剌としたテクニカルなギターを押し出しつつも、マイクの欧州的なセンスを生かした哀愁のメロディックHM/HRサウンドを披露。そこはかとない哀愁とウエッティさが絶妙な空気感を演出、勿論、アメリカのバンドなのでドライなんだが、この感覚はDOKKENにも通ずる魅力があり、こちらのシンガーは、ギターに弾き過ぎだというエゴを出さないので、ヴィトの派手なタッピングからアームプレイまで堪能できますね。
日本国内のみでリリースされた今作、その後、イギリスで火がつき、輸入され話題になりアメリカでの契約を獲得。それがスマッシュヒットを飛ばした次作へと繋がるのですが、個人的には、バンドとしての洗練度は2ndの方が断然に上でしょう、でもロック然としたスタイルに力点を置くとコチラの方が好みですね。2ndもそうなのですが、80年代中期のバブリー臭がないわけではないが、それらとはチョイと違う空気を持っていた事が魅力の彼ら、その軸になっているのがマイクだろうし、ヴィトなのだから、この二人の出会いはメタルシーンにとってもセンセーショナルな出来事ですよね。

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