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Steelheart / STEELHEART
火薬バカ一代 ★★ (2017-11-21 23:22:00)
嘗て『ロック・スター』なる映画が公開されまして。無名の新人リッパーがJUDAS PRIESTのフロントマンに大抜擢されたサクセス・ストーリーを元にしておきながら、当のメタルゴッドから無関係を宣言されるぐらい、まぁメタル愛が感じられないこと夥しい作品でした。内容に文句タレ始めると際限がないのでさておき、その劇中「物凄いハイトーンが出せる」という設定の主人公の歌の吹替を担当していたマイク・マティアヴィッチ。その彼がフロントマンを務める米コネチカット出身の5人組で、ここ日本ではデビュー早々に中野サンプラザで初来日公演を成功させるぐらいの人気者だったSTEELHEARTが'90年に発表し、ゴールド・ディスクを獲得するヒットとなったデビュー作がコレであります。
特に9曲目に収められている“SHE’S GONE”の名曲っぷりはつとに有名で、この泣きとドラマに満ちた欧州風味薫るバラードを聴かせて貰い、速攻アルバムを買いに走ったら、その“SHE’S~”以外はノリ重視のアメリカ~ンな楽曲で大半が占められていて「えー…」と何やら釈然としない気持ちになった方も多かったとか。(いや俺のことですが)
ただそれを差し引いても、やはり“SHE’S~”は一聴の価値がある名曲ですよ。またその前に置かれ、Gが派手に弾きまくるメタリックな疾走ナンバー⑧のカッコ良さや、シングル・カットされ全米14位とスマッシュ・ヒットとなった④もなかなかの出来栄え。何より、いずれの楽曲においても目の覚めるようなハイトーンを轟かせるマイクの歌唱がやはり圧巻。彼の歌と上記の楽曲目当てで本作を購入しても、決して損したとは思わないのではないでしょうか?当時売れまくった作品ゆえ、中古盤が格安価格で購入可能ですしね。

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