この曲を聴け! 

ゴミ箱
めたる慶昭 (2018-07-22 23:09:22)
Burrn !8月号で問題作再考というテーマで4ページ割かれていました。
①メンバーチェンジは無くても音楽性が変化したアルバム
②主要メンバー脱退後のアルバム
③再結成後のアルバム
とタイプを3つに分けているので、私もそれに倣ってツラツラ綴ってみましょうか。
①「Vicious circle」by LA Guns
これもBurrn !で取り上げられた他のバンドと同じくグランジ寄りに血迷ったアルバムですかね。
 ライナーには、そう書かれていますが、私は「そうかなあ?」全然許される範囲じゃないの?って当時から擁護しています。
 「Technical extasy」by Black Sabbath
かなりポップになりアメリカナイズされたと当時騒がれました。オープニングナンバーの「Back street kids 」と「Rock'n roll doctor 」という2曲がストレートなエアロスミスっぽい感じだったので、そう言われたのでしょうが、他の曲はサバスワールドにドップリ浸かっており、トータル的には全然OKでしょう。
 「Sweet freedom 」by Uriah Heep
 当時良くアメリカ市場を意識しているとか、アメリカに魂を売ったとまで酷評(流石に評論家ではなく中学の同級生でしたが)されましたが、何処が?ハッ?
 聴く耳を持ってない奴は勝手にほざいていれば?って、当時から思っていましたね。
②「A」by Jethro Tull
前作を最後にリーダーのイアン アンダーソンと当時の片腕マーティン バレ以外の全員が脱退した後のアルバムでベースはFairport Convention と掛け持ちのデイブ ペグ、ドラムスはアメリカ人のマーク クレイニー、そしてキーボードがあのエディ ジョブソンということで、エディの参加も話題になったアルバムです。
  確かに前3作のトラッドっぽさは無くなり、代りにテクノっぽさやアメリカナイズ?されたサウンドが目立ちますが、イアンが歌い、フルートを吹き、基本曲も作っているのであれば、どう転んでもTull なのです。
 「Firefly」by Uriah Heep
バイロンが解雇され、ジョン ロートンが加入した初のアルバムです。
 当時このアルバムだけは、発売後直ぐに買いましたが、バイロンの不在はやはり😨ショックでロートンのボーカルに馴染めず、次の2作はリアルタイムでは買う気にならず、中古で買うまで2年も時間が経っていましたね。
 「Heaven and hell 」by Black Sabbath
 ボーカルがオジーからロニーに交替した時ですな。
 直ぐに買いはしましたが、或意味Heep より違和感は大きかったなあ。
 でも次の作品も買い(ギラン時はパス)その後も「Forbidden 」までフォローしているのは、やはりHeep に対する思い入れとSabbath に対する思い入れとではHeep への思い入れの方が半端なく大きいからですね。
③も1つだけ上げておきましょう。
「来るべき復活」by The Madness
 前作「Mad not mad 」発表後に一旦解散状態になったMadness が3年後にThe Madness 名義で復活した作品です。
メンバー7人の内確か4人しか関わっておらず、後は打ち込みのリズムやアディショナルミュージシャンの参加で賄われました。
依ってビートがなんか単調で面白くないなって思いましたが、メロディーは悪くなかったので、その後の完全復活にも繋がったんじゃないかなって思っています。
いやあ、こうして改めて振り返ってみると山あり谷ありですなあ。

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