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Slip of the Tongue / WHITESNAKE
正直者 ★★ (2018-07-25 19:32:12)
BURRN!誌でも当時は良くカヴァーデイルとジョン・サイクスの組み合わせは最強だったと評価をされ、実際にあの記事が出た後は周りに同調する人間は勿論、自分が言ったみたいな勢いでウンチクを語る猛者が急増したことを鮮明に記憶している。
全米での成功を狙いすぎた人選は上手くいかなかったと思うが、それはブルージーなサウンドにヴァイの機械的なギターは合わないという論調なんだろうけど、その後、日本ではポール・ギルバートがギターを弾くMR.BIGだ大成功した。
同じようなブルースロックにポールの機械的なギター、ヴァイの方が理論的で革新的なギターを弾いていたと思うが、ポールの事を機械的なギターと非難する人に出会ったこは少ない。
したがって、何故ここまでヴァイが非難されるかは理解不能だ。やはり酒井氏の発言になびいた結果だろう。
キース・オルセンによる全米チャートを意識したポップ路線は前作同様だと思う。
その後、BURRN誌ではヴァイも合わないけど、カヴァーデイルもムリしてシャウトしていた、みたいな論調で着地した。
当時、評論家が口を揃えて否定した為に、多くの人が同調して悪口をいったことで有名なアルバム。
だから流石のカヴァーデイルも空気呼んでイマイチだったかもねと最終的に答える始末。
これだけネガティブな情報があるなかで聞くのは勇気もいるだろう、だけど普通の人たちは当時、結構当たり前に聞いていたのでバイアスが掛っていないならイケるだろ。
これは断言できるけど、昔のWHITESNAKEが好きな人は前のアルバムがアメリカンすぎてバンドから離れて行ったことも言及しておきたい。だから前作は最高で、今回はダメという意見がいかにBURRN!ライクなものだったかはハッキリと伝えておきたい。
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