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今週のアルバム10選
失恋船長 (2018-08-20 15:37:28)
①Bad Sister   『Heartbreaker』
ドイツ産ハードポップバンド
浮ついた印象のない生真面目さにドイツを感じます
欧州的な湿り気とメジャー感が絶妙
この堅い声質のペトラ・デゲローの存在感もドイツ的なんだろう


②Jaime Kyle 『The Passionate Kind』
乾いた大地に爽快感と潤いを与えるソフトな歌声が魅力
ジャケに映るヴィジュアルも声のイメージにピッタリでしたね
売れてやるぞ感が強いが
アメリカ産は実力がないとデビュー出来ないので安心して聴いてられる
彼女は曲も書くしギターにもクレジットされる頑張り屋さんなんですよ


③Sue Saad And The Next 『Sue Saad And The Next』
紅一点の女性シンガー
スー・サアドがなんともいえない
コケティシュな歌声が魅力
蓮っ葉なロックシンガーと言えばそれまでなんだが
シンプルなロックサウンドには良くあう声だと思う
もっとパワーがあった方がよいんだけどね
当時は国内盤のLPもリリース
邦題は全然関係ない『赤い標的』だったはず
山口百恵のドラマシリーズみたい


④Alyson Avenue   『Presence Of Mind』
北欧はスウェーデン産のハードポップバンド
マニアなら魅惑のオーロラサウンドに魅了されるでしょう
キラキラしすぎない作りこみも悪くない
ここで歌うアネット・ブライカートは
アネット・オルゾンの名でNightwishに加入した実力者です
エエ歌と曲とギターにうっとり



⑤Fiona 『Squeeze』
ソロ形式からバンドスタイルへと移行
レコード会社もゲフィンに変わり心機一転でした
サウンドのグッと締り好転したのだが
一枚のみで終了
ボー・ヒルと離婚したしなぁ
色々姉さんもあったんでしょう
ドラマーはMegadethなどで叩いていたジミー・デグラッソ


⑥Allison 『One』
ジャネット・ラ・ローズは曲に合わせて器用に歌いますね
バラードからダンサンブルなロックまでなんでもありです
スイス産のハードポップバンドなんで適度に潤っています


⑦Witness 『Witness』
ニール・ショーンが2曲提供
他にもトム・ケリーやマイケル・ボルトンの名前が
デビー・ギブソンの女性らしい凛とした佇まいを感じさせる
確かなパフォーマンスも魅力だった
キーボードの使い方も邪魔にならない絶妙感
なぜ売れなかった分からないが
良く出来たメロディックなロックバンドだった
1988年当時は女性シンガーというだけで下に見られていたもんなぁ
偏見の産物なのかねぇ
ニール・ショーンは勿論ですがブラッド・ギルスも客演しています


⑧Aina   『Living In A Boy's World』
ノルウェーの実力派女性シンガー
メロディもさることながらコーラスワークなど北欧だね
少々軽めのビートが気になるが
これも1988年の音なんだよなぁ
シンプルで軽やかなロックサウンドは口当たりが良いですなぁ


⑨Lisa Hartman 『Letterock』
カントリー系の女性シンガーとしてデビュー
女優業もこなしたリサ・ハートマンの3枚目
乾いたアメリカンロックの中で
彼女の声は瑞々しい朝露のようです
80年代だから絶妙なバランス感覚で攻めているのが丁度よい
アーシーすぎないからね
1987年にリリースされた次のアルバムも凄く良かったなぁ
あっちの方が洗練されたAOR風のサウンドになっていますからね
今回は気分でこちら


⑩Alexa 『Alexa』
アレクサ嬢のパワフルなハスキーヴォイスがカッコいい
ポール・サブーが前面バックアップ
作曲にジョー・リン・ターナーのクレジットもあります
彼女の歌をメインに置いたアリーナ風のハードロックサウンド
重すぎず軽くならないバランス感覚が絶妙だ
今じゃアレクサと言えば
押し売り感がハンパないCMでお馴染のアレだもんなぁ

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