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Johnny the Fox / THIN LIZZY
失恋船長 ★★★ (2018-09-03 15:29:35)
The Boys Are Back In Townのヒットを受けた後にリリースされたアルバム。若きギタリスト二人による叙情的なツインリードが胸を締め付ける、ストリート目線のクールさと、いなたいさ、そしてアイリッシュなメロディが大いにウケたのだが、今回もソロ路線をガッチリと引き継ぎ音楽性に揺るぎはない。むしろ方向性を先鋭化することで自分たちに魅力を研磨してきた印象が強い。

アルバムのツアーに出る前に、若いブライアン・ロバートソンが喧嘩で腕を負傷。その代役でゲイリー・ムーアが戻ったりと、そういう印象がこのアルバムの味をどこか薄めてしまっているのだが残念なのだが、この時期の彼らがいかに旬を迎えていたアーティストだったかは聴けば理解できるでしょう。

名盤の予感を漂わせる①リズムセクションからしてリジー感が強い。その①と対をなす⑥、タイプの違うメロウな③と⑨、これぞリジーな哀愁に咽ぶ、ヤサグレハードな⑧など個性の光るナンバーが多い。個人的には、どれかをピックアップするよりもアルバムを通して聴く事で作品の魅力が一番伝わると思わせる充実感が最大の聴きどころだと思います。

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