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今週のアルバム10選
失恋船長 (2018-09-24 11:14:19)
①Nitro   『O.F.R.』
変則ギターを駆使する変態ギタリスト
マイケル・アンジェロのバンド
彼のギターも凄かったが
超音波ヴォーカルの癖の強さはそれらを凌駕するものだった
ある意味ネタ的な扱いを受けるバンドとしても知られる


②Nazareth 『Tattooed on My Brain』
看板シンガーのダン・マッカファーティーが病気の為に脱退
バンドは歩みを止めることなく動き続ける
後任はこの世界で有名な繋ぎの名人カール・センタンス
そろそろカールにも栄光を掴んで欲しいね
デモや穴埋めばかりじゃ可哀そうだもん
個性派の後釜を豊かな表現力を駆使して見事にやってのけたね


③Alcatrazz 『Disturbing The Peace』
なんだかんだいってアルカトラスのアルバムで一番聴いたのがこっち
ヴァイの才気に溢れたギターは今聞いても新鮮だ
バンドとしての一体感もあるしね
そしてグラハムにはこれくらいのライトさが必要なのかもしれない
そしてこっちのラインナップの方が復活する可能性もあるので是非実現して欲しい

④Coroner   『Punishment for Decadence』
スイスが生んだインテレクチュアルスラッシュバンド
その創造性豊かな演奏技術と対比する禍々しい咆哮は
後にシーンを席巻する北欧デスメタル勢に多大なる影響を与えたでしょう
その唯一無二の個性を堪能して欲しいですね


⑤Ostrogoth 『Ecstasy and Danger』
荒ぶるベルギー産ヘヴィメタル
80年代のベルギーシーンを支えた名バンドです
全然違うけどベクトルは日本で気を吐いていたLoudnessなどに
通ずる垢ぬけないけど熱量の高いサウンドを聴かせている


⑥Roadhouse   『Roadhouse』
デプレパードのギタリストとして知られるピート・ウィリスらが結成したバンド
売れるにつれちょっとデフレパードやりすぎてんなぁと
バブリー臭と言うか優等生すぎると思った方にはコチラの方がシックリくるかも
フォロワーというよりは分家ですからね
大阪王将みたいなもんですよ
したがって質の高さは保証付きメロディ派なら迷わずゲットですね

⑦Aces High 『Ten 'N Out』
バンド名だけで手を出してしまった北欧のバンド
メイデン印はなくラフなハードサウンドを聴かせているが
このメロディはアメリカでもイギリスでもない北欧産です
そこそこにワイルドでエッジも立っているが
マイルドにデコレーションしたサウンドは丁度いい
とにかく丁度いいハードさがある

⑧Krokus   『Big Rocks』
リメイクも含めロックのスタンダードなナンバーをカヴァーした企画もの
朝日のあたる家はドンスバリでハマっている
内田裕也もこれくらい迫力があればロックの神様と呼べるのにね
キャラだけじゃムリだよなぁ


⑨Axel Rudi Pell 『Black Moon Pyramid』
ドイツが生んだ様式美メタルの勇者アクセル・ルディ・ペル
お約束ソングだけではないジェフ・スコット・ソートが歌うをハマるパターンの
曲も用意したりとマンネリ感を打破しようとした意欲作
近年のアルバムにはない覇気があるね


⑩Loudness 『HURRICANE EYES 30th ANNIVERSARY Limited Edition』
未発表曲など収録の5枚組
「JEALOUSY」は驚かなかったが「LOVE TOYS」は
マイク・ヴェセーラと作ったと思っていました
SAXONのオープニングを務めていたロンドン公演の
未発表ライブ音源が最大の聴きどころ
生々しいオーディエンス録音なのに上手い
流石はラウドネスな演奏に脱帽です
ギター&ドラムソロを捻じ込む我の強さがたまらん

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