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Armed and Dangerous / ANTHRAX
失恋船長 ★★★ (2018-10-01 12:12:32)
ヴォーカルがニール・タービンからジョーイ・ベラドナに変更。その挨拶代わりにリリースされた1985年リリースのミニアルバム。ちなみにベースもダン・リルカーからジョーイの親戚にあたるフランク・ベロに代わっています。
オープニングからドラマティックなナンバーで幕開け、期待を煽る静寂を打ち破ってから始まるのはスラッシュではなくNWOBHM印満載の剛直パワーメタル。その光沢のある艶めかしいコンクリートサウンドは正にUS産と呼ぶに相応しい一曲です。
どっしりと構えたミドルナンバーに続いてSex Pistolsカヴァーと続き、彼らのルーツたる音楽性がバランスよく飛び出していきます。④⑤は1st収録のスタジオライブ。ジョーイの腕試しヴァージョンを存分に楽しんで欲しいですね。
CD化の際に⑥⑦を追加でリリース。こちらはニール・タービンが歌う1stの別ヴァージョンです。
このアルバムを聴くといつも思い出すのが、RIOTを止めたばかりのガイ・スペランザにスコット・イアンが声を掛けたという逸話が頭をよぎりますね。Anthraxのスタートはどんな音楽性だったのか?興味は尽きません。
後年ラップメタルの先駆者になるとは夢にも思わなかったのでね。
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