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今週のアルバム10選
失恋船長 (2018-10-29 14:44:54)
「AVEXってHM/HRにも手をだしたんですねぱ」10選

①Von Groove   『Von Groove』
AEVXはBareknuckleが一番最初にリリースしたのが
カナダのバンドによる1stの再発
ウソのような話だがカタログ番号的にはそうなる
かつてALFAレコードのBrunetteから1993年に出ているので当時は随分と驚いた
ちなみに今作は2曲追加されているのがポイント
同時期に2ndも抱き合わせでリリースされた
ロックなグルーブと洗練されたフックのある哀愁のメロディ
どれも一級品の名盤である



②PAUL SHORTINO 『Tack on Track 』
国内盤の名義はこうだがポール・ショーティーノと
ジェフ・ノースラップが組んだプロジェクト
彼の熱を帯びたハスキーヴォイスが爽快感のあるメロディを歌い上げます
カーマイン・アピスやジェイムス・コタックも参加
嫌みのない作風はポールの泥臭さをいい意味で消し去っている
そしてポールの個性的な声は独自のカラーで染め上げている
これも力作だ


③Saxon 『Unleash The Beast』
従来の魅力をビルドアップさせた力作
疾走感が戻ったと好意的に評価されたアルバム
でも雑誌ではイマイチだった記憶がある
このようなBareknuckleの名に相応しい
アグレッシブなサウンドも提供していた
懐の深いレーベルだった


④Arcara   『A Matter of Time 』
PROPHETのシンガーだったラッセル・アルカラのソロバンド
渋いバンドを世に送り出したねぇ
ハードさは少ないがソフトでメロウなタイプの楽曲が多数収録
ベタだけど良いです
落ち着いた大人の時間を楽しめますね
LOST IN TIMEとか好きやったなぁ

⑤Stef Burns 『Swamp Tea』
Huey Lewis & The Newsやアリス・クーパーにY&T
などのバンドでギタリストして活躍したバーンズのソロ
オールインスト作による味のあるブルージーなギターを堪能できます
ジミー・デグラッソやスティーブ・スミスに
ディーン・カストロノヴァなどが客演しています
浮ついたレーベルじゃなかったよなぁ

⑥屍忌蛇   『Stand Proud! ~ALL For Heavy Metal』
このレーベルの偉業の一つはこれだよね
元気のない国産メタルシーンへ一筋の光明でしたよ
数々の名曲の中で異色だが
Longing/Loveのメタルヴァージョンは素晴らしいアイデアでした
店頭に無料で配布してあったカセットテープ今でもあるもんね


⑦Volcano 『Violent』
今なお名盤として語り継がれる一枚
フレドリック・ノルドストルムがミックスを手掛けたのも話題に
泣きの叙情性を極限まで高めたアグレッシブなメタルサウンドは
ヴォルケイノの名に相応しい音楽性です


⑧The Works   『From Out Of Nowhere』
オリジナルは1989年リリースのカナダのバンド
メロディアスでオシャレなサウンドは時代を感じさせるがメロディ派の間では隠れた逸品として知られる一枚
1999年に晴れて国内盤が世に出た事は後ろ向きな出来事ではなかった


⑨38 Special 『Resolution』
一般的なサザンロックとはチョイと味の違うバンド
AOR風味のサウンドと南部の感性
絶妙な交わりが耳を惹きますね


⑩Dakota 『The Last Standing Man』
HM/HR系が氷河期を迎えた時代にAVEXはよくぞやってくれました
ダコタのような幻のバンドが復活
それを国内盤でリリースするとは目が高いと思いますね
しっかりとしたサポートをメディアと共に組めたら
大きなレーベルに育ちシーンを支えていたと思います
今でいうところのイタリアのFrontiersみたいな存在になっていたと思う
惜しいレーベルだったなぁ
このメロディアスなサウンドを聴く度に思い返します

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