この曲を聴け! 

今日の10曲
失恋船長 (2018-10-29 19:46:38)
『屈強な哀愁のダンディズムメタルANTHEM編』

①Frozen Fate - 『ENGRAVED』
イントロのマイケル・シャンカーばりの泣きのギターに悶絶
力強さと哀愁が同居したアンセムメタルの決定版
森川之雄復帰の現体制の充実ぶりを知らしめる一曲

②Far Away - 『ENGRAVED』
歌謡テイストも滲み出た憂いのあるメロディ
切り立つ屈強なメタルサウンド
硬軟交えたバランス感覚に唸ります
これぞアンセムな叙情派ナンバー
これも現体制ならではの一曲


③Awake - 『BLACK EMPIRE』
男臭いリフワークと屈強なリズムプレイ
強靭なアンサンブルから生み出されるグルーブ
これぞアンセムな躍動感に唸る
灼熱のヴォーカル坂本英三も泣きながら燃え上がっている


④Unbroken Sign - 『BURNING OATH』
叙情派メタルバンドの魅力が全開です
甘さのあるメロディなのに力強さも同居している
これもアンセム流儀なんだろう
重厚なリフとメロウさの組み立て方も流石
独特の美意識に包まれた名曲だ
坂本英三も渾身のパフォーマンスで期待に答えたが
何故か森川で聴きたいと思ったのも事実である

⑤Love In Vain - 『Gypsy Ways (Win, Lose Or Draw)』
今回はグラハム・ボネットバージョンを選出
森川と甲乙つけがたい魅力だが
清水のギターソロに素晴らしさでコチラ
徹底的に考え抜かれ無駄を排したメロディと構築美に脱帽
改めて清水のセンスに舌を巻いた



⑥Gypsy Ways (Win, Lose Or Draw) -『Gypsy Ways』
森川之雄お披露目アルバムのオープニング
彼が坂本英三の後任に相応しい人物であることを端的に証明している
そしてオブリガートで泣かせた福田洋也のソロもベストテイクだろう
何度聞いても泣かされる屈強なアンセムメタルの決定版
何度聞いてのタメ息が溢れるんだよな福田のソロにはね
美の極致だよ

⑦Rescue You - 『Overload』
重さに拘ったアルバムの中では異彩を放っていた曲
甘口なメロディをパワフルに仕立てている
それにしても坂本英三の歌声は荒いなぁ
喉を嗄らして唄っていたのかね


⑧March To The Madness -『Seven Hills』
アンセム再始動アルバムはこちらから
シンガーとして脂の乗っていた坂本英三も自信たっぷりに歌い上げている
妖しげなメロディと屈強なアンサンブル
そこに坂本が魂を削る泣きの歌唱スタイルで応酬
亡命者の~からのメロがたまらん
ソロも妖しげだが叙情的でエモーショナル

⑨Shde -『Ready to Ride』
福田洋也のペンによるブリティッシュテイストの強い一曲
初期のライブでは重要なナンバーとして大切に演奏されていた
青い血が流れると言う刺激的な歌詞も印象に残りますが
やはり福田のギターが最大の聴きどころだろう
こういうメロセンスと曲を作る人とは思わなかった
ちなみにアルバムの表題曲も福田のもの
しかもアンサー時代の曲である

⑩Let Your Heart Beat -『HUNTING TIME』
アンセムのメロウサイドを代表する一曲
森川加入の意義を決定的にしていたアルバムの中でも異色の魅力を放っている
是非とも清水の構築美溢れるギターでリメイクして貰いたい
隠れた名曲である
叙情的な甘いメロディを獣性を帯びたパワフルヴォイスが涙をこらえて歌っていますよ

→同意