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今週のアルバム10選
失恋船長 (2018-11-05 12:00:22)
①Krokus   『One Vice At A Time』
リリース時の日本ではケチョンケチョンにけなされたアルバム
AC/DCすぎるのと下品な歌詞がインテリ評論家の逆鱗に触れた
こんなもん青年淑女にきかせるなってか?
ロックのド真ん中を闊歩する恐竜サウンド
こういうのをダイナソーって言うんじゃないのかね?
シンプルなビートから生み出されるグルーブ
味のあるギターの旨み
染みいるヴィンテージサウンドに身体が火照り出す



②Hellhound 『THE OATH OF ALLEGIANCE TO THE KINGS OF HEAVY METAL 』
日本が世界に胸を張れるピュアメタルバンド
○○の亜流だ
それが悪口ではなく褒め言葉になるバンド
徹頭徹尾貫かれるメタル愛に共感出来ますね
過度なものが好まれる今の時代だからこそ
見直されるメタルの基本を楽しめる一枚
新しさなんて必要なし!!
あっ!今作ではピアノ入りのバラードやってたわ


③KUNI 『Looking For Action』
唄うはジェフ・スコット・ソート
ドッケンのような本格派のメロディックサウンドが楽しめる
キャッチーな表題曲はバンドのアイコンとなる名曲だ
速さだけではないセンスのあるフレーズも魅力のクニのギター
日本人による世界基準の一枚です

④Deep Purple   『The Battle Rages On』
全体に覇気のない精鋭を欠いたアルバムなのだが
何故か聴きたくなるのが最大のポイント
やはりリッチー特有の外し方がいいんだよね
ジョー・リン・ターナーで聴きたかったなぁ


⑤MC5 『Kick Out The Jams』
デトロイトで結成された元祖ガレージファンクロック
マザーファッカーの絶叫で始まるオープニングに度肝抜かれた
感情剥き出しの生々しいサウンド
グルーヴィーだがソリッドなリズム
ツインギターの硬質感などメタル勢に多大なる影響を及ぼしたろう
なぜか日本では人気薄
こんだけインパクト大なアフロヘアーのシンガーがいるのにね
当時の傾向はヴィジュアルが良くないと紹介されないんだな
日本で最も過小評価されている伝説のロックグループ
KISSよりも断然コチラの方がメタルしているからね
パンクロッカーにも影響を与えた元祖○○的存在のバンドである

⑥Gary John Barden   『Love & War』
ゲイリー・バーテンのソロアルバム第3弾
無理して力まないゲイリーの歌声はいい意味で
枯れた味わいが増し聴かせてくれる
特にバラード「In Love And War」のような曲では
馬脚を現す寸前で上手く仕上げている


⑦聖飢魔II 『メフィストフェレスの肖像』
叙情派HM/HRサウンドが楽しめる名盤
最後まで自分たちのファンしか増やせなかったバンド
時代が違えばもっと海外でウケたバンドだろう
それほどまでの0点騒動が足を引っ張った
そして自分たちがメタルと呼ばれたくない発言もマイナスであろう


⑧Anthrax   『Armed And Dangerous』
のちにラップメタルやるバンドになるとは夢にも思わなったよ
彼らのルーツがどこにあるのかを知ることができるEP
ニール・タービンが歌うシングルも追加収録されたね


⑨Precious Metal 『Right Here, Right Now』
US産ガールズメタルバンドが1985年にリリースした1st
やらされている感が漂う香ばしいジャケに苦笑いが…ね
ポール・サブーがプロデュースを担当
弾けるポップセンスとメロディ
そして明るめのハードサウンドは絶妙なところを突いている
ジャケのイメージ通りに仕上げていますね

⑩End All 『HOP THRASH JUMP』
自らお気楽癒し系健康優良スラッシュ・メタル・バンドと呼ぶ
それはアルバムジャケから現れているが
ストレートにぶっ放すだけじゃない器用さもある
陽気で楽しいスラッシュサウンドは飲めや歌えやを誘発する刺激がある

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