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Under a Savage Sky / JACK STARR'S GUARDIANS OF THE FLAME
失恋船長 ★★ (2018-11-13 13:33:47)
知る人ぞ知るフランス人ギタリスト、ジャック・スターの別プロジェクト。ムッチムチのガチガチなメタルギターを奏でるジャックのギターは健在。今回はエピカルな要素も増量と毎度お馴染みのテイストとは違う面を見せているのが、Guardians Of The Flame名義という事なのだろう。息詰まるようなパワー一辺倒のサウンドは聴きやすいとは言えないが、これぞメタルと呼ぶに相応しい硬質感は、USアングラメタルの一群に属するジャック・スター関連ならではの味わい。ドが付く程のメタル道は、借りもののフレーズも好意的に受け止めさせるほどの力がある。その合わせ技一本で押し切る力技に思わず笑みがこぼれますね。
オリジナルはギリシャのCult Metal Classics Recordsから2003年にリリースされた一品。それが2018年にダウンロード盤で復活、今度はポーランドのSkol Recordsからと、マニアに愛されていますよね。

癖が強いので聴き手を選びますが、スピーディーでキレはあるが、どこかぎこちないと感じさせるジャックの存在感の強さ。盟友とも呼べるネッド・メロニとジョー・ハッセルベンダーによる屈強なリズムプレイ。そこにオランダのPictureなどでシンガーを務めたサミー・アヴィガルの歌声が乗り、ファンタジックな世界観を剛毅なスタイルで演出している。
そちら方面のエピックメタルを愛するマニアなら猛烈に引き寄せられるでしょうね。一般的な感性でいくと一曲目からクドいので胃もたれしそうになるサウンドだと思います。

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