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今週のアルバム10選
失恋船長 (2018-11-26 14:01:27)
①Glenn Hughes   『Addiction DISC2』
リマスター再発に収録の未発表テイク
オランダでのライブが楽しめる
ホワイトスネイクのパープルリメイクの何倍もグレンの方が素晴らしい


②Doogie White 『AS YET UNTITLED』
ドゥギー・ホワイトのソロアルバム
古典的なロックサウンドを中心とした作風
リッチーの影響下にあるスタイルを模倣することで
ファンを喜ばしたいのだろう
インギー風はやらんかったのね
オールドファンにはたまらんクラシックロック


③Praying Mantis 『A Cry For The New World』
叙情派NWOBHMバンドが完全復活を印象付けた名盤中の名盤
透明感のあるメロディライン
温かみのあるコーラスワーク
泣かせる哀愁のツインリード
負け組の集合体と言われようが問題無
メロディ派ならマストな一枚です

④黒麒麟 『金陵祭』
中国産フォークメロデス
遂に中国の音楽シーンはここまで欧米化しているんだな
国土も大きいし資本力も強まった今
あの国は音楽シーンをもビックビジネス化しているんだろう
コンセプト色を打ち出した一代抒情詩
多彩な弦楽器も使いアジアンな色彩を強めている
ここまでやりきったアッパレ感が凄い
そして不気味なサウンドだった
おーこわ(ガリガリガリクソン)


⑤High Power 『Les Violons de Satan』
フランスを代表するヘヴィメタルバンドが1986年にリリースした2nd
鋭角的なリフワークが急転直下で刻まれる疾走ナンバーの数々
NWOBHMに触発されたサウンドを継承するスタイル
これを聴かずに何を聴く
リリース時どうして日本では無視されたんだろう


⑥Maverick 『Big Red』
豪快爽快ハードに躍動するロックサウンドに燃えます
古典的だが古さに埋没しないセンスが光っています
熱量の高い本格的なアメリカンサウンドですがアイルランド出身です
ケイン・ロバーツにヤコブ・サミュエルもゲスト参加
売れて欲しいねぇ

⑦Riverge 『Rebirth of Skull』
ベテラン関西スラッシャー待望の1st
激烈なるエキストリームサウンドに首の疼きもとまりません
鋼鉄リフワークから繰り出される無機質なサウンド
超ド級を誇るヘヴィグルーブの突破力に吹き飛ばされます
性急なビートとスリリングな展開を司る
二本のアックスマンに燃えるものがありますよ



⑧Riot 『Sons of Society』
イマイチ評価の低いアルバム
音質のショボさもあるのだが
世間が認めないのはてっきりThundersteel風の曲もあり
過去をこすってきたからかと思ったら最新作の絶賛を見て違うと思った
音質は良くなくともパワフルなRiot節から
メロウなハードサウンドまで多岐にわたって活動していた
バンドの集大成のような作風である
Rock CityにNight Braker風味もあるかなね




⑨Omen 『Battle Cry』
US産パワーメタルの代表格
マイナーなジャンルゆえに認知度も低いでしょうが
軽やかな連中がメインストリームを駆け抜ける前は
この手のバンドがシーンを支えていた
NWOBHMに対抗する勢力だったんだろう


⑩Madison 『Diamond Mistress』
北欧メタルを代表するバンドのデビュー作
洗練される前の北欧シーンを知らしめる重要な一枚
ギラギラとした野心に満ち溢れている

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