この曲を聴け! 

JUDAS PRIEST
夢想家・I ★★ (2018-12-02 22:51:56)
<11/25ライヴ観戦記>

お昼前に岡山へ到着、昼食をとってから市内をぶらり。
一言で云って「きれいな街並み」というのが第一印象。瀬戸内の気候は温暖と聞いてはいましたが、実際この日も暖かく、皮ジャンを着ていると暑いし重いしで大変。
そんな中、岡山城と後楽園を観光。すれ違う観光客の皮ジャン率が妙に高い気がする。
一見普通の恰好に見えても「あっ、この人はきっとライヴ目的だな」と判る感じが面白い(笑)
物販では「FIREPOWER」アートワークのTシャツとグレン・ティプトンのチャリティーTシャツをゲット、市民会館と聞いて勝手に体育館みたいな造りを想像していましたが、中はちゃんとしたコンサート・ホールでした。

BLACK SABBATHの "War Pigs" が始まると皆一斉に立ち上がって手拍子、いつもの光景。
一曲目は "Firepower" 個人的にはこの曲はあまり気に入ってはいないんですが、まぁ順当。
"Sinner" では曲コールと共に客席は大盛り上がり! "Freewheel Burning" もカッコよかった!
個人的なハイライトは、 "The Ripper" バック・スクリーンの演出も印象的でした。
最新作からは "Firepower" "Lightning Strike" "Rising From Ruins" "No Surrender" を披露、どの曲も意外とライヴ映えするのが分かったのは大きな収穫でした。
特にロブがライトセイバーを振り回して舞う "Rising From Ruins" (最後にスター・ウォーズのポスターみたいな決めポーズを取ったお茶目なロブ、みんな笑っちゃダメ! と思いつつ自分も笑)と不屈の男グレン・ティプトンに向けられた "No Surrender" が特に良かったと思います。これで私の中での最新作に対する違和感の原因がアンディ・スニープの音作りによるものである説がより濃厚に。
そのアンディ・スニープですが、ライヴ中はほとんど派手なアクションも起こさず、黒子のように黙々とバッキングに徹しており、ほぼ総てのソロはリッチーが担当していました。
リッチーは今回はフライングV仕様で、遠目に観る分にはアクションも含めて本当にK.K.そっくり!
ライヴ進行を牽引する重要なキー・パーソンに成長していました。
ロブのVoも前回に引き続き好調をキープ、まだまだ第一線でやれる気概を示していましたし、不動神イアン・ヒルとバズーカ砲のようなスコット・トラヴィスによる鉄壁のリズム・セクションも健在。

グレンもK.K.もいないPRIESTを果たして受け入れる事が出来るのか、実際に観るまでは一抹の不安も無いでは無かったですが、一旦ライヴが始まってしまえばそんな事は一切気にならず、圧巻のパフォーマンスを見せつけてくれました。
グレンは結局姿を現しませんでしたが、終始その存在感みたいなものは感じられたように思います。

本当に、観に行って良かったと心の底から満足出来るライヴでした。ありがとうPRIEST!

→同意