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今週のアルバム10選
失恋船長 (2019-01-14 12:34:59)
①Omen 『Feketeben』
Pokplgepのシンガージョゼフ・カラパチェによる新バンド
ハンガリーを代表するメタルバンドの一つ
剛直なパワーメタルと東欧的なメロディが癖になる
垢ぬけないのが逆に魅力的


②Metal Lady    『Metal Lady』
ハンガリーのメタルクィーン
イローナ・ヴァイロがシンガーと務めるプロジェクト
勇猛果敢なメタルサウンドを引っ提げ登場
バックを支えるのはハンガリーメタルシーンの重鎮


③Wellington    『Szabadon』
剛毅なスタイルがハンガリアンなんだと思ったら
キーボードを生かした哀メロ系のバンド
しかも唄うのがOssianのエンドレ・パクシ
ハンガリーのウド・ダークシュナイダーがメロディックメタルってね
声の硬さがハンパない
メタリックなサウンドに絡む軽やかなキーボード
ありそうでないスタイルだが消化不良気味かもしれない


④Demonlord   『Hellforged』
ハンガリー産のメロディックパワーメタルバンド
歌詞は英語です
垢ぬけない東欧的な臭いがあまりしないのも一般受けしそうです
大げさでシンガロングさせる展開はジャーマンメタルに通ずる魅力がある


⑤Missio   『1』
アルバムタイトルがファーストだから1と名付けたセンスが笑える
アルバム一枚で消えた為に知名度は低いのだが
東欧的な陰りのあるメロディと洗練されたメジャー感が同時に顔を出す優れた逸品


⑥Wolf Spider    『Hue of Evil』
ポーランド産のスラッシュメタル
英詩なのだが単純な単語が並ぶ恥ずかしい奴が多い
しかし出している音は鋭利で殺傷力の高いサウンド
お国柄とも言える癖のあるメロディと拘りの展開もカッコいい
ダークでミステリアスな空気感も独特のものがある
なんともいえない血生臭さが漂っている


⑦Fatum    『MANIA SZYBKOśCI』 
ポーランドを代表する叙情派HM/HRバンドの1st
日本にいると情報は入ってきませんが
哀愁のメロディに弱いマニアならグッとくるメロセンスを有する有望株でした


⑧CETI    『Czarna roza』
Turboのフロントマンとしてポーランドのメタルシーンを牽引してきた
グジェゴルズ・クプチク率いる正統派HM/HRバンドの1st
ダークテイストと陰りのあるメロディ
キーボードも使いながらパワフルさに手加減はしない
これぞポーランドメタルの代表作だろう


⑨Chainsaw    『Electric Wizards』
ポーランドメタルの第2世代による正統派HM/HRバンドの1st
ザクザクと刻まれるリフと東欧的な陰りのあるメロディ
独特の空気感はあるが古臭くはない
絶妙なところを突いてきた


⑩Hammer   『Terror』
ポーランド産スラッシャーの3rd
癖のあるメロディが切れ込んでくる独特のサウンドは個性的
荒削りな面もあるが力任せではない
スリルを煽る大胆な構成力は魅力的
リリースは91年だがスラッシュメタルの様式を守る姿勢は好感が持てる

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