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Speak of the Devil / OZZY OSBOURNE
正直者 ★★★ (2019-01-20 15:19:54)
ランディの死を乗り越えツアーに出るしかなかったオジー。アルバムを売れていたし止めるわけにはいかなったのだろう。バーニー・トーメを代役にツアーに出るも、トーメはオジーとの仕事を続ける気になれなかった。そして次に代役を探すべく、シャロン・オズボーンが白羽の矢を立てたのがブラット・ギルズ。すでに自分のバンドでデビューも決まっていたブラットが後任とは、不思議な人選であり裏にどんな画作があったのか知らないが、今となっては非常に面白い人選になった。

ベースもドラムもオリジナルとは違うしランディもアイオミとは違うが、それでも各自がリスペクトした演奏を行い。イメージを壊していない。オリジナルのラインナップに出せた重厚なサウンドは薄れたが、若々しいプレイヤーによるソリッドでメタリックな演奏は、オジーのバンドがやるサバスの曲として面白い。なにより、この声あってのサバスであり、歌の上手さでは計り知れないキャラクターの重要性。ロックシンガーとはそういうもんだろうと認識させた。

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