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今週のアルバム10選
失恋船長 (2019-03-05 18:47:02)
①Crowley   『Whisper of the Evil』
名古屋が生んだサタニカルメタルバンド
今年に入りCD化のアナウンスもあった6曲入りのEP
次は新曲のフルアルバムをお願いしますよ

②Christ   『Easy to Ride』
ワイルドでスリージーなアメリカンロックが信条の日本のバンド
雰囲気モノの良く出来た奴だ
当時はブームになりつつあったもんね
ドラムは二井原実の実弟
ニ井原教仁さんです


③Astlla   『Brain? No', No'! Know!?』
確か関西のバンドだが様式美メタルの総本山
ウリ川本率いるMandrake Rootからデビューを果たしたバンドのEP
コンセプトの定まらないヴィジュアル系剥き出しの
ド派手すぎるルックスとクソダサいアルバムタイトルが足を引っ張った
出している音は日本人らしいメロディックでキャッチーなハードサウンドだった
見たとのギャップが仇となったろう
ヴィジュアル系ファンにとっては本格的すぎた
シンガーも実力あるんだけどな


④Mell Rose   『Slight Difference』
さざ波ヴィブラードの女性シンガーにげんなり
出している音は日本人好みの叙情派様式美サウンド
演歌チックな哀愁も日本ならでは
もうちょいバッキングで大活躍するキーボードのボリューム上げてもいいんじゃないの?
4年に一回は聴きたくなるね
歌が全てです
ちなみにシンガーのKAORU嬢はD'ERLANGERの初代シンガーです
メジャーデビューしたらあんな風に変わるとも夢にも思わなかった


⑤Sniper    『Open the Attack』
デビューアルバムが全編ライブという今では考えられない手法をとっています
この焼けつくほどに熱いパフォーマンスは何時でも聴き手を鼓舞するでしょう
のちにMARINOのメンバーを加えヨーロッパツアーも敢行
アルバムも早い段階で欧州で売っていた
名実ともに当時は人気を博していたインディーズバンドである
いかなる形でも良いのでメジャー流通させてほしい名盤
マスターテープがないのかな?
アナログの板起しでもいいんじゃないの?


⑥Breeze Least    『Breeze Least』
国産様式美メタルを愛するマニアなら知らない人はいないでしょう
ペシャンのペシャンの音だけど綺麗なお城が完全に広がるあの世界です
歌い手もショボイけどね
ギターの山内氏は今どこで何をやっているんだろう



⑦CRY-MAX   『CRY-MAX』
今は亡きNight Galleryからリリースされた4曲入りのEP
日本人的なメロディセンスとロックなノリが独特のスタイルとなっていた
様式美系がロックを演奏していると言えば良いのだろう
そのなんとも形容しがたいサウンドが魅力でしたが
ハマらないと全然ダメである
ヴォーカルとギターはブームに乗っかりGilles de Raisというヴィジュアル系で再スタート
メジャーデビューも果たしていたはずである



⑧福村高志 『Turn the Table』
RAJASなどで活躍したドラマーのソロ
4曲入りで彼が歌っています
ゲストも彼に所縁のあるメンツが揃いバックアップ
歌心を溢れる楽曲が中心で面白い
でも何故本人が唄ったんだろう?


⑨Hard Gear   『INFINITIVAL ABILITY』
正式音源として初めて世に出した4曲入りのEP
田中"Machine"康治と渡辺徹は元サーベルタイガー
ドラムの水野泰宏は現在のサーベルタイガーで叩いています
音質はイマイチだが
マシーンさんのテクニカルなギターと
渡辺の長刀ストロングヴォイスはインパクト大だ
メロディアスでアグレッシブなサウンドが好きな人なら大いに楽しめるでしょう


⑩Fatima Hill   『VALHALLA Remaster edition』
日本を代表する暗黒様式美HM/HRバンドの1st
リマスターでも低音の迫力不足は解消されていないが
光沢のある艶めかしいサウンドは一聴の価値ありだ

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