この曲を聴け! 

今週のアルバム10選
失恋船長 (2019-03-12 15:42:23)
①Tobruk 『Wild on the Run』
プロデューサーはランス・クイン
英国産だが狙っているのはボンジョヴィの1st
ワタクシのようにボンちゃんの1stが一番好きだと思うマニアなら
迷わずゲットできる哀愁のハードサウンドを楽しめますよ
洗練されすぎてないのがエエのです

②Triumph   『Headed For Nowhere』
日本では何故か人気のないカナダの技巧派集団
歌を聴かせつつも軟弱にならないアレンジとメタルな質感に唸ります
高音域を駆使する歌声も素晴らしいが
スティーブ・モーズとバチバチのバトルを広げる
リック・エメットのギターも要チェック
高い音楽性は流行り廃りに左右されない高尚な美学が息づいている

③Stormbringer   『Stormbringer』
MAUSOLEUMレーベルから世に出た血液型パープルなバンド
柔らかいポップセンスもあるが叙情派様式美路線を継承している
ラストにゲイリー・ムーアのパリの散歩道そっくりのインストを収録している

④Alien   『Shiftin' Gear』
曲単位は素晴らしいが
ハードさに欠ける為にアルバムを通して聴くとダレるのが残念
北欧ならではの甘美なメロディに酔いしれたいマニアなら
大いに楽しめるでしょうね
レーベルに殺されたバンドだったなぁ


⑤Lion   『Dangerous Attraction』
日本では人気のあったバンド
80年代はこういうバンドがチラホラいた
自国の文化と照らし合わせた音楽性を支持するのは間違いではない
派手さに欠けるが堅実なサウンドは大人が聴いても恥ずかしくない
IQの高さそうはハードサウンドだった

  
⑥Mad Max    『Rollin' Thunder』
このメロセンスは欧州のものだよなぁ
メロディアスだが甘口にさせない
歯応えのある演奏がカッコよかった
今聞いても十分に求心力のあるスタイルだと思う



⑦SHOW-YA    『Aurora』
迷いの吹っ切れた歌謡メタル路線
これぞ彼女たちの進むべき道なのだろう
どの曲もカラオケで歌ってもらえそうなクオリティを保持している


⑧陰陽座    『覇道明王』
久しぶりに初期の頃に通ずるメタル路線に戻ってきた
あまりにもJ-POP臭が染みついた為に
ハードさを強めるとファンに嫌われる可能性がある
和楽器バンドが出てきたんで部が悪いだろう
もう少し前に戻ってきて欲しかったなぁ
そう思わせる陰陽座流儀に則った快作である

⑨Casbah    『Reach Out』
自分たちのキャリアの集大成のようなアルバム
今の時代を見据えたベテランの一撃です
鍛錬を怠らずミュージックシーンと対峙していた賜物でしょう
これもカスバと楽しみました

⑩Brainfever   『Face To Face』
荒ぶるジャーマンスピードメタル
剛毅に打ち鳴らされる真っすぐさが魅力
今なをクサレマニアを歓喜させる名盤だ

→同意