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今日の10曲
失恋船長 (2019-04-15 13:33:34)
『意外性の山倉です』

①Motley Crue 『Red Hot』
モトリークルーもこういうタイプのスピードナンバーもやってました
らしくないのですが好きですねぇ
ギターソロもミックらしくないのが斬新
意識してたんだなぁ

②Great White   『Out of the Night』
ZEP仕込みのブルージーなサウンドで成功したバンド
でもデビュー作は正攻法で迫るガチンコの硬派なL.Aメタルだった
シャープに切れ込んでくる今作を聴けば印象も変わるでしょうね


③Ratt   『Sweet Cheater』
ストレートに駆け抜けるラットンロール
どうしてもBack For MoreやRound And Ronud等の
アメリカ人このみのグルーヴィーなロックナンバーで
成功を収めた為に
こういうタイプの曲を披露する機会を失っていた
これが本来のラットとも言える曲でしょう

④Journey   『Edge of the Blade』
バラードタイプの曲が売れた為に
どうしてもラジオ向けのバンドと侮られるが
高い演奏力に支えられたサウンドは評価に見合うだけの称賛を得られていないと思う
売れる曲を世に送り出し期待に答えるのは至難の業だ
しかも自分たちが開拓者でもある
こういうメロディアスかつハードでアーバンな曲をやっても様になるのがジャーニーの魅力だ


⑤Accept   『Break the Ice』
ウドを首にしてまで手に入れようとしたアメリカでの成功
その決断は苦渋の末だったことはEAT THE HEATリリースの後の空中分解で理解できだが
この曲はそんなバンドの可能性を広く知らしめる一曲
ソフトケイスされようともシャープに切れ込んでくる
様に彼らのメタルスピリットと気概を感じる
  
⑥Savatage    『Power of the Night』
メジャーシーンへ勝負をかけるべく音楽性を変更
それまでのダークテイストを捨ててシャープなアメリカンロック路線を打ち出した
趣向は変われどパワフルかつメロディアスな今作は
キャッチーで明快なサウンドになりますよと
高らかに宣言している

⑦McAuley Schenker Group    『Save Yourself』
時代に擦り寄ったのに前作で大コケしたマイケル
相棒のロビンのせいにするファンもいたが
根本的原因はマネージメントだろう
今作収録のアルバムも中途半端な路線ではあったが
オープニングを飾る今作は気合の入り方が違う
マイケルの鬼気迫るスリリングなギタープレイは
今まで以上にテクニカルかつ攻撃的だった
らしくはないが新しい可能性を示唆した
そして次のアルバムでもっとコケた(涙) 

⑧Impellitteri    『Power Of Love』
世間的に大失敗したと烙印を押される2nd
個人的には似たような作風を連発したアルバムの方が支持できないが
2nd失敗最大の要因は意識して速弾きを抑えた事だろう
メロディアスかつキャッチーな今作を聴き
ソロは全開でイッテ欲しいとは思わずにはいられない
ロブ・ロックの歌メロも魅力的で大好物な一曲
アルバム全体も精鋭を欠いた面はあるが悪くないんだよなぁ


⑨Loudness    『Clockwork Toy』
渡米してリリースされた1発目のアルバムから
撃剣霊化からの路線変更に少なからず落胆したファンはいたが
アメリカン路線も十分支持できる内容ではあった
そんなヨーロピアン調のサウンドを欲するファンにとっては
この曲はいいとこ取りの隠れた名曲だ
スリリングなソロなど何度聞いてもゾクゾクさせられる
そして欧州風味であることが何よりも嬉しかった
LIKE HELLもそういう期待に答えている


⑩Pretty Maids   『Attention』
ソフトケイスされたと評判が悪い『Jump The Gun』
個人的には剛球一直線ではない柔軟さとメロディセンスの良さを際立たせるアレンジの妙に唸らされた
前作でも間口を広げていただけに驚いてもいない
世間的な評価の悪さから敬遠されがちだが
この曲のドラマ性と疾走感は今作ならではの名曲だろう
パワフルかつメロディアスなバランス感覚の秀逸さに
プロデューサー選びも間違いではないと確信した

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