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今週のアルバム10選
失恋船長 (2019-04-22 16:02:57)
①Guns N' Roses 『GN'R LIES』
彼らのルーツを垣間見れる企画ものアルバム
当時の勢いをそのまま感じられる
作り込み過ぎないラフさも逆にカッコいい



②Vicious Rumors   『Digital Dictator』
伝統的な様式を守るUS産パワーメタルの決定版
メロディアスだがメタリックさは一ミリも損なわない
ドラマティックなヘヴィメタルサウンドを堪能できる
カール・アルバートの歌いっぷりも堂に入ったものだ


③Yngwie J. Malmsteen    『Trilogy』
ミックスこそマイルドな音に仕上げられたが
メロディの質は今作が一番北欧だ
ギターも冴えまくっている
アメリカンマーケットを意識してコンパクト纏めたのも好印象
マーク・ボールズの美声にうっとりですよ

④Anthem   『Bound to Break』
ヘヴィメタルを聴くきっかけはラウドネスだったが
人生を決められたのはアンセムの今作
表題曲のカッコよさにチビリ掛けた
電気が走るって体験を本気でさせてもらった
ワタクシの求めるメタルの理想形の一つがこれだったんだろう


⑤Death Angel   『The Ultra-Violence

アルバムタイトルに偽りなしのスピーディかつヴァイオレントな一枚
危うさもあるがドラマ性の高い展開は十分スリリング
これぞスラッシュな魅力がある

  
⑥TT Quick    『Metal Of Honor』
唄うはマーク・トーニロ
サウンドもダイナミックでゴツゴツとした手触りが男臭さを誘発
アクセプトのUS盤と呼べるバンドだった
ギターはデイブ・ディピエトロです

⑦Laaz Rockit    『Know Your Enemy』 
このアルバムで一気にベイエリア風のスラッシュスタイルへと加速
クランチーなリフワークは当時としては新鮮だった
小技を聴かせつつもマッチョで破壊力のある楽曲は
スラッシュシーンの隆盛を支える存在としては実に大きいバンドでしたね

⑧E・Z・O    『E・Z・O』
ラウドネスに続き本格的に全米デビューを果たした国産メタル
一度の日本でライブを行われなかったのは残念だが
フラットバッカー同様
再結成して欲しいバンド第1位である
少々イメージが変わりすぎたけど音楽性は高いものだった


⑨Great White    『Once Bitten』
渋いアルバムである
めちゃくちゃ味わい深い
哀愁に満ちたメロディが目に染みます
大人の魅力満載のRock Meなんて
おっさんになればなるほど身に染みる
シャープな1stとブルージーなアダルト路線の2nd
その両方を上手くミックスしてきた


⑩Dokken   『Beast From the East』
バンド終末期に日本で行われたライブを収録
バランスの悪いアルバムだが
それが解散理由なんだと分かる
明らかにジョージ・リンチが顔を出し過ぎている
そしてドン・ドッケンは声が出ていない
ミック・ブラウンのドラムも不安定
それでも凄いを思えるパートが多々あり
このバンドらしい曲の良さも感じられる貴重なライブ盤だ

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