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So What! / X-WILD
失恋船長 ★★ (2019-09-29 20:32:04)
分裂する老舗ジャーマンメタルバンドRUNNING WILD、ロルフとの航海に終焉を告げ、新たなる旅路に出たアクセル・モーガンとステファン・シュヴァルツマンの二人が、同じ釜の飯を喰った海賊仲間のイェンス・ベッカーに声を掛け始動、シンガーに英国人のフランク・ナイトを加え剛毅なジャーマンサウンドを掲げ、ヨーソーローと主舵を切っているのだが、完全にロックン・ロルフに喧嘩を吹っ掛けるような類似性も目立つのだが、こうしてじっくりと聴くと、フランクの声は、ロルフ+ウド・ダークシュナイダー÷AC/DCな色合いが濃く、リズムプレイも直線的ではあるがRUNNING WILDよりも柔軟性があり、U.D.O.の音楽性に近いと思いますね。
とはいえ、イントロから数小節を聴くだけで、オチまでの展開が見えるのが、この手のサウンドに対するアレルギーとなるのですが、好きモノにはたまらない金太郎飴サウンドとなります。勿論、RUNNING WILD直系のスピードナンバーも有りますので(あのリズムとリフです)ジャーマンパワーメタルマニアなら、軽い気持ちで聴いて欲しいですね。
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