この曲を聴け! 

JEAN SIBELIUS
kamiko! ★★★ (2020-04-26 21:18:37)
フィンランド作品は特にボクのツボに入りまくるので、我が家にはフィンランド産メタルやドゥーム作品は多い。
基本、針葉樹の生える国の音楽はボクのツボなんだろうと思う。というワケで、シベリウスは特に好きなクラシック作曲家だ。
一般にはピアノ作品より交響曲などが有名なんでしょうが、ボクはピアノ作品のみコレクションしている。
シベリウスのピアノ曲の特徴は、まず難易度がそんなに高くない。最小限の音数でありながら曲によっては豪華に聴こえる。
要は、無駄な打鍵が無く音響効果が大きいということだ。なので、ピアノを嗜む人にはシベリウスは超オススメである。
特に好きな楽曲は「樹の組曲」作品75で、たぶんピアノ曲としては最も有名なんじゃないかなと思う。
雪を連想させる北欧情緒溢れる作品で、第2番「孤独な松の木」は初めて聴いた時には、2ページ足らずの短い曲ながら
静寂を感じさせながらも大木の雄大さを連想させる楽曲に圧倒された。第5番「樅の木」の叙情も捨てがたい。
しかし最も好きな曲は、あまり弾かれていない無名な曲だが「故郷にて」である。郷愁を感じさせる美しい曲で、よく弾く曲だ。
演奏家は、フィンランド作品を世に広めた館野泉の演奏が聴きやすくて定番だ。
ただ個人的にはマリア・ビータサロの演奏がかなりツボにハマる。

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