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Over the Edge / HURRICANE
聖なる守護神 ★★★ (2020-05-13 10:07:13)
硬派なアメリカンハードロックの逸品。
デビューEPの国内編集盤にもシングルver.追加収録され、今回フルver.で幕開けに収録された①は名曲。物々しい雰囲気づくりからのアコギそして硬派なハードロックは否応なしにガッツポーズで、ケリー・ハンセンのハリのある歌唱が曲と呼応する。
既に①で感じると思うが、かのSTRYPER所属で知られたインディーの『ENIGMA Records』であるもののマイク・クリンクとボブ・エズリンを起用出来た事も大きく作用し、クリアでダイナミックそして引き締まった音作りを出来た事も指摘しておかなくてはいけない。
またスマッシュヒットした③も①同様にEPに追加収録されているが、キャッチーなサビは本作に良いアクセントになっている。
そしていきなりサビからという意表を突くドラマティックに展開する名曲中の名曲⑥は当時(お好みテープに入れて)ヘビロテだったが今聴いても十分名曲といえる1曲で、この作品の水準をまた一段と引き上げているといえるのではないか(終盤転調部分のアレンジなども見事なものだ)。
B級映画『Leatherface』のサントラ(LAAZ ROCKITがテーマ曲"Leatherface"を収録した事でも一部マニアには知られる)に収録されてた⑦も途中ブレイク部分がやや唐突な展開もあるが、曲自体は①④⑥に通じるモノ。
そして個人的には名曲と思う⑨はとても懐かしい1曲だ。当時HM/HR系の日本語対訳を数多くされていた西森マリー女史がDJを務めた某国営FM放送である時期オープニング曲として使用されていた1曲でそのカッコ良さに一発で気に入ったからさ...勿論コレも名曲の域だ。
メタルインストをバックに電話口で男女の他愛もない会話がされる⑩はご愛敬だが、簡単な日常会話なので、英会話練習ツールの"スピードラー〇ング的!?"使い方をしてみるのもイイかも...ね。
カバー曲やポップ/キャッチーな曲な中にも要所を硬派なHR曲を配置したアルバム構成とその高水準な楽曲を生んだコンポーズ力などもっともっと評価されてイイ作品だ。

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