この曲を聴け! 

Ozzmosis / OZZY OSBOURNE
メタラァ ★★ (2005-02-08 15:16:00)
票の少なさを見て「やっぱり」と思いましたね。そりゃあ俺だって初期の音楽性の方が好きですから!
ただねぇ、これ、『OZZMOSIS』。かなり好きですねぇ、俺。
全体的にスロー~ミドル・テンポの曲のみで、ライヴで『Let's go fxxkin' crazy!』と言えそうな曲は皆無に等しいです。(日本盤ボーナスの『WHOLE WORLD'S FALLING DOWN』なんかは"アリ"かも。勿論「初期っぽい」ってわけではありませんが)
バンド・メンバーはオジー<Vo>、ザック<Gu>、ギーザー・バトラー<Ba>、ディーン・カストロノヴォ<Dr>という豪華メンバー!!しかも作曲にはスティーヴ・ヴァイも関わってくるというなんとも豪華な顔ぶれ。
この作品、とにかくオジーの歌メロが良い!狭い声域等々、壁もある"シンガーとしてのオジー"だけど、あの独特の声質を活かした曲満載!
ストリングスの音色から始まり、ナバりを持った曲へと変貌する①PERRY MASON、物悲しいアルペジオと良い意味で派手さのないストリングスを伴ったオープニングから素晴らしく、歌メロも感涙モノの②I JUST WANT YOU。このオープニング2曲だけでアルバムの世界にドップリ浸かれます。
その後も初期のそれに似た印象を与えるバラード調のもの、クソヘヴィなモノ(特に④TUNDER UNDERGROUND!!)等で構成され、どの曲でもやはり歌メロは素晴らしい!「誰がどう聴いてもオジー節」なメロディも健在。特にAメロで。
ザックのギターも素晴らしく、メロディアスなものからペンタトニック主体のワイルドでグレイトなものまでしっかりあります!
ディーンのドラムは、プレイ自体は良いんだけど、バスドラがちょっと「ボスボス」言い過ぎな感じが多少気になったけどもう慣れた。(笑)
いやこれね、マジで好きです。曲のヴァリエーションが多いとはあまり思わなかったんだけど、何故かダレも感じなかったし。
これは好盤ですよ!…ていうか、もう言っちゃいます。「これは名盤」!!(あくまで個人的に/笑)

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