この曲を聴け! 

The Erosion of Sanity / GORGUTS
悪い悪魔 ★★ (2020-08-07 14:04:38)
次作で化けて有名になったこのバンドですが、僕は今作の方が好きですね。
音楽というのは、違和感と退屈が最大の敵であると思うのですが、このバンドは割とそういったフレーズが多くて長時間聴くのが辛いです。
2曲目のピアノのイントロが終わってからのギターリフが正に違和感&退屈なフレーズで、こういうところがあまり好きになれないんです。
次作で更にこの違和感&退屈な方向に振り切ったので、アララ...と僕は思ってしまいました。
テクデスとブルデスの混沌とした世界観は素晴らしいのですが、余計なものが混じっている感じがします。
コード感が薄く、単音でメロディを出してくるのでそこもアレンジ不足というか、物足りない感じがしますね。
スピーディでブルータルなリフに関しては素晴らしいとしか言いようがありません。
もっとこの方向性のリフを使えば良かったのになぁとちょっと惜しい気持ちになります。
ただし、誰にも注目されない平凡なバンドで終わったでしょうが笑
奇抜さだけで勝負するような音楽ってあまり好きになれないので、地味でもいいから曲の中身を重視して欲しいものです。
後にDeeds Of Fleshが4曲目をカバーしているので、ブルデス又はオールドスクールファンにはこのアルバムまでの作風があっているかもしれません。
上の方がおっしゃる通りキャッチーさがないので、特徴がないと感じるかもしれませんが、このアルバムの段階では良いデスメタルをやっていたと思います。(前述した通りズッコケるような違和感フレーズが飛び出すことを除けば...ね)
この殺伐とした(ジャケ絵のような)世界観はホントに素晴らしく、この方向で続けてくれたらなぁと思っちゃいます。
ハーモニクスを織り交ぜたリフや、単音でグチャクヂャ音が動くリフ、無機質なトレモロリフは後のブルデスに影響を与えたと思います。(DisgorgeやDeeds Of Fleshの描こうとするブルデスのビジョンと被る)
似ている作品としてはSuffocationの1stやImmolationの1stが挙げられると思います。
んーいや、やっぱり似てないか...。
あまり良い印象を持たないズッコケリフを除けば、良い作品だと思うので興味がある方は買ってみてはいかがでしょう。
この作品までのGorgutsを支持するファンは結構いるようなので、Obsauraが合わなかった人もチャレンジしてみると案外イケるかもしれません。
事実退屈なリフもある反面、カッコイイリフもたくさん入ってますし。
あと、泣き叫んでいるようなグロウルも素晴らしいと思います。
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