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Bleeding Black / MANDIBULLA
kamiko! ★★★ (2020-08-18 21:07:23)
ブラジル産ドゥームロック2019年作
この作品のレビューが書かれていた海外サイトをひとつだけ発見、トニーアイオミのソロ作品をイメージさせ、サイケデリックロックではない云々の
内容だったが、オイオイ、この盤のデザインとギター・ヴォーカルスタイルだと、引き合いに出すアーティストが間違っているよ、とボクは言いたい。
恐らくこのバンドはPentagramが好きすぎて、そのヴィンテージスタイルに忠実なサウンドを追求している筈だ。たぶんトニーアイオミではない。
まず、このジャケのバンドロゴが、Pentagramそっくり・・というより全く同じで、深いPentagram愛を感じずにはいられない。
そして、この音や楽曲スタイルが初期Pentagramそのもの!だから面白い。特にヴォーカルの声が裏返るところは、もはやモノマネとも言える。
ちょっと間違ってた某海外レビューの通り、サイケ臭は無い。Pentagram初期作品そのまんまの化石ロック的な音楽性だと思ってもらえばいい。
素直にカッコいい、ロックの原点的なサウンド。彼ら独自の新時代要素のような独創性はなく、Pentagram本家に酷似しているところが独創性だ。
初期Pentagramから愛聴しているボクとしては、こういうPentagram愛が濃厚な作品に、愛情を注がないワケにはいかない。
是非この路線を突き詰めて、本家Pentagramを凌ぐほどのヴィンテージロックサウンドに成長していって欲しい!
→同意