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Toto / TOTO
ギターの国から2002.遺言 ★★ (2004-09-18 00:34:00)
メンバーにグラサンではなく「めがね」君がいるだけでニヤッとしていまいます。
よく勉強しすぎて目が悪くなってしまったという少年は沢山いますが、この人たちは既に日が暮れているのにも気づかず、暗い部屋の中で目を細めて楽譜を見続けたため目が悪くなった、という感じですね。
そんな超人セッションマンが集まったTOTOのデビューアルバムです。
現在でもライヴで演奏される曲がちらほらあります。それにしてもこの彼ら独特の都会派感覚はとても好きです。そして何よりセクシーですから。「セクシーッ!!!」って大声で言いたくなります。
「子供の凱歌」「Georgy Porgy」「Hold The Line」は彼らの代表曲であり傑作と言ってもよいと思います。地味だけど終曲「Angela」も個人的には泣かせ曲として高品質だと思います。僕はなんだかんだ言ってもTOTOの音楽の源はペイチ氏だと思っているので、キーボード主体で作られている曲はとてもいいものが揃っていると思います。
TOTOを全く知らない方がもしこれを聞いたなら、どうなんでしょう・・・評価は半々かな~。好きな人は好き、そうでない人は一回聴いて終わりになるかもしれません。『Ⅳ』の方が多少これよりは大衆的で、こっちは玄人狙いな感覚があるので現代耳には馴染まない可能性があるかもしれません。
それなら先に『ISOLATION』『FAHRENHEIT』『THE SEVENTH ONE』など中期の完全AOR路線の馴染みやすいアルバムで耳慣らしをしてから時代を遡って来た方が良いかもしれません。

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