この曲を聴け! 

Sensitive to Light / Long Live Rock 'n' Roll / RAINBOW
うなぎ ★★ (2020-09-06 17:46:09)
好きなので書いてみたり。
わかりやすく「こういうの好きでしょ?」という要素を最低限の構成で表現したかのようなコンパクトなハードロックチューン。
ええ、好きですとも。

すんごく細かい点だけど、オープニングでユニゾン1小節開けのメインリフ「ん た ら ら たらー」の「ん」を3連でハッキリ弾くところ。
あとにも同じフレーズあるけど、たぶんハッキリしてるの、ここだけ(に聞こえる)。かっこいい。好き。

あと、Bob Daisleyのベース。この曲でのベースライン自体はさして特別な感じはないものの、ニュアンスの付け方とか常人じゃない。
メインリフ「ん た ら ら たらー」の「らー」の音だけスラッピングまがいの音させるとことか、繰り返しても音ムラがないとことか。

Bobのプレイって、よくよく聞くと、完成度の高さをひしひし感じる。

Wiki見るに、この曲は77年7月には他の曲と共にできてて、同年12月に最後の収録曲「Gate Of~」をRECした、とある。
となると、この曲と「Kill The King」は12月にでも差し替えRECしたんだろね、と思いつつ、なぜこの2曲だったの?と思ったり。
「Gate Of~」は大作ゆえの音空間への注力のためにも、職人的アンサンブルを期待したくてBobに委ねた(と思いたい)反面、
「テンポの速いオーソドックスな曲に対するベースのアイディアが、俺にはない」とでもRitchieが感じたのかしら?
それでいくと代表曲化していた「Kill The King」はわからなくもないけど、ライブでも披露しない地味でコンパクトなこの曲までBobに弾かせる判断をしたのか・・・単なる気まぐれ?
Ritchieがこの時点のBobに何を見出したのか、もっそ気になるところ。その後、Ozzyが寵愛し、Gary Mooreの片腕にもなっただけに。
(てか、Bobもよくその後Ritchieに2年近く付き合ったな・・・と思ったりも)

ちなみに、12月に差し替えRECなんぞもしておらず、実は7月以前の時点で弾いてた可能性も考えたり。
夏秋ツアーより先にアルバムRECし終えないと、とは思っていて、スタジオミュージシャン的に呼んでDUBで弾いてもらい、あまりちゃんとできちゃったんで、やっぱツアーも一緒に回ってよ、という流れとか。

このあたり、探すとどっかに正解あるんでしょうけど、勝手に邪推して楽しんでます。
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