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旧約魔界聖書 第I章 / DAMIAN HAMADA'S CREATURES
失恋船長 ★★★ (2020-12-01 20:27:19)
ソロアルバム照魔鏡をリリースして20年以上経過しているダミアン浜田が遂に本格的な始動。WEBニュースでもチョイとした話題だが、聖飢魔Ⅱの初期のアルバムでは、ダミアン浜田陛下の楽曲が数多く採用、あの時代が一番好きだと言うマニアも多いはずで、あの時代で聴ける様式美然とした正統派サウンドは、独特の世界観を有しており、悪魔的な美意識に富んだスタイルを築いていた。
そのブレインだった、ダミアン浜田陛下。ソロアルバムでは自身が唄っており、お世辞にも上手いと言えず楽曲の魅力を引き出しきれずにいたが、今作は専任ヴォーカルを設け、バックメンバーも従えての本格的なバンド形態をとっており、俄然興味を引き出されました。
バックを支えるメンバーはプログレバンド金属恵比須という事ですが、献身的にダミアン浜田陛下ワールドを演出、どれくらいのレコーディング期間だったのかは分からないが、時間はかけていないだろうと推察するが、叙情的なメロディが重厚に鳴り響く幻想的な世界観を受け止めています。
シンガーは伊舎堂さくらさんというメガネっ子女子、上手くやっているが、今のところモノにしているとは言えず、キャラも薄めなので、個性を磨く必要があるのだろう。沖縄のオーディション番組などを経て世に出ているらしいのですが、詳しいことはサッパリなので割愛します。
いずれにしろ、ダミアン浜田陛下が齢10万59歳にて、動き出したロックグループ。疾走感のある叙情派サウンドの合間にキャッチーでメロウな④みたな曲を放り込めるセンスにグッときますね。
勿論、オープニングのSE的な①かららしさ全開なので、初期型聖飢魔Ⅱのようなスタイルが好きな方は文句なしにイケるでしょう。デーモン閣下が唄えば、それは聖飢魔Ⅱになる仕様です。そしてこちらは専任キーボードがいるので、より叙情的で幻想的な世界をタップリと味わえます。
でも、カラオケヴァージョンを入れて水増ししたのはマイナスですよ。同時期に2枚出しているじゃん。あっちもカラオケ入り。んなもの1枚を2枚にしただけでしょう。CDが売れない時代ですから分かりますが、もう廃れ行くCD文化、いつまでも固執する日本の音楽シーンの時代遅れ感には苦言を呈したくなります。

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