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Burning in the Shade / TYGERS OF PAN TANG
失恋船長 ★★ (2021-01-25 13:46:41)
オリジナルは1987年にリリース。メタルバブル弾けまくる時代に出しているとなれば察しもつくでしょう。キーボード前目に出した唄モノサウンドで勝負。ジョン・デヴァリルの煮え切らなさが独特のカラーを与えているのが面白い。
歌も上手くエモーションを込めれる逸材、彼が今作を最後にシーンから遠ざかってしまったのを惜しむ声が出るのが当然とも言える、彼の唄を楽しめる仕様。その為に、ハードテイストは薄め。時折ギターも派手目に絡んでくるが、バンドとして、どこまで実態があったのかは分からない。
ベースとキーボードは前作同様ヘルプ対応。ギターはスティーヴ・ラム一人。NWOBHM戦士の面影はありませんが、歌モノロックが好きな人なら是非とも聴いて欲しいですね。
どこか軽薄に感じる面もありますが、ジョンの唄がイイ。その上手さをタップリ味わえる好盤ですよ。ある意味、別のバンドとして捉えるのが一番でしょう。個人的に秀でた部分を愛でて楽しむタイプなのでね。
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