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Crossing the Blades / RUNNING WILD
失恋船長 ★★ (2021-02-10 16:15:12)
19年にリリースされた4曲入りのEP。もはや定番と化しているサウンドだが、今作もお馴染みのロルフ節が満載。KISSのカヴァーもやっているが、強固に支えられる岩盤層とも呼ぶべき信者向けの作風である。
そこに疑いがなければ傑作となるであろうが、なんか聴いたことあるぞ等など、疑問を挟めばついていけなくなるのが最近のロルフ節でしたが、リズムセクションも新たに加わり最近のプログラミング主導と離れたため、強靭なロックサウンドが戻ってきたと思える。
そういう意味では新鮮味をあるが、このバンドに変革など求めるマニアは少ないと思いますので概ね大いに楽しめる仕様でしょう。カヴァーも含め毎度おなじみのサウンドが目詰まりを起こすことなく溢れんばかりに熱演されています。

2018年に行われたWackenのステージを駆け回る彼等を見ていれば活動は安泰でしょう。
本国とは言えドイツではあんなに人気あっただなぁ。コロナの影響もあるのか、フルアルバムをリリースする予定だったランニングワイルド。これなら期待できる作風になるかと思いますよ。

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