この曲を聴け! 

Sheer Greed / GIRL
失恋船長 ★★★ (2021-08-09 12:43:53)
ミュージックライフ誌がぶち上げた『NWOBHM四天王』なる一大キャンペーンの影響もありビックインジャパン旋風を巻き起こしたグラム系ハードロックバンドの1st。

ソリッドでシャープさと毒気のある⑦のような曲こそ時代の影響を受けていると言えるが、だれがどう聴いてもNWOBHMと呼ぶのには抵抗があるだろうし、ましてや仰々しい四天王のなるカテゴライズに入れられるようなバンドではないのは明白。彼等にとっては、この枠組みは足を引っ張ったでしょうね。
ワタクシがメタルを聴き始めたころには笑い話となっていたNWOBHM四天王、でも雑誌の影響は大きく、2010年くらいにワイルドホーシズとガールをNWOBHM四天王と言って、彼等が与えた影響は大きいと大嘘を叩く奴に出会った頃がある、雑誌偏重って怖いなぁと心の奥底から思うのですが、このバンドに初めて触れる若い人には、そんな先入観を捨ててお楽しみください。

ルックスや出している音を聴けば彼等がグラムロックからの影響が絶大だという事を知るでしょう。英国的な退廃的ムード、アップテンポなロックナンバーもあるが、本質は毒気のあるダーティーで粘りつくポップセンスが絡むグラム系ハードサウンドが主軸だろう、雰囲気重視のバンドサウンドと歌声、うさん臭さ漂うルックスと音楽性は、そのイメージを増幅、なぜ大和撫子にウケたのかは想像できないが、彼等にはロックバンドとしての魅力だあった。
このルーズさは日本人には出せない魅力でしょう。今もって四天王扱いは場違いだが、もっと適切に紹介されたら今日の在り方も変わっているでしょう。出している音はカッコイイですから。

こうして久しぶりに向き合って思う事は、なぜ彼等がNWOBHM四天王なるバンドとして持ち上げられたかだ、当時の関係者に聴いてみたいものである。レコード会社と金儲けの為にやったのなら理解できるが、個人的には小山田圭吾のイジメ記事で金稼いだ関係者以上に問題のあるカテゴライズだと思いますね。提灯記事の典型でしょう。でも一番の問題は、それを信じて疑わずに、また何十年たっても変えられないことですけどね。

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