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Era / BOW WOW
失恋船長 ★★★ (2021-09-15 13:17:03)
日本が誇る最強のハードロックバンドと言えば(あえてハードロックと言いたい)間違いなくBOWWOWであろう。時代の流れの中で歌謡曲路線もあったが、VOWWOW解散後の山本恭司はWILD FLAG、新生BOWWOWときて、オリジナルラインナップへと進んできたが、どれもワイルドかつハードな野性味溢れるハードロックサウンドを引っ提げシーンと格闘してきた。
オリジナル路線では過去のリメイクが収録され純粋な新曲ばかりのアルバムは以外と少ないのだが、今作は全てオリジナル、過去の栄光に頼ることなく今のBOWWOWが現役バリバリのハードロックバンドであることを雄弁に物語っています。
新機軸とも言える①のような曲はVOWWOW時代に近い感触があったりするのだが、そういう方法論が一切無駄にならない商法をとっており、このバンドの凄みと言うのかキャリアに裏打ちされた強固なるバンドサウンドと、定番で終わらないアーティステックな感性がガップリ四つの熱戦を繰り広げている。ラストの⑩なんて、これぞBOWWOWと言える仕上がりであり、その視聴感の良さも手伝い気が付けばリピートしたくなる仕様だ。
斉藤光浩が唄う日本語詞の⑥もワイルドでカッコイイ、こういうストレートなタイプの曲がもう1.2曲あっても良いと思えるのがBOWWOWの懐の深さです。
鋭さを増した躍動感溢れるハードロックサウンドの凄み、阿吽の呼吸から繰り出される山本、斉藤のツインリードのカッコよさ、手抜かりなしのオッサンとは思えない荒々しいワイルドロックに痺れます。確固たる地位にあぐらをかかない野心溢れる分厚いハードロックサウンドに完全にひれ伏しました。
①②③の流れも完璧ですよねぇ。日本人は和音リフが好きじゃないのかなぁ?この手のハードロックサウンドの需要は確実にあるので、このまま埋もれるのは勿体ないなぁ。今年は結成45周年だとか、脚光浴びんかねぇ?
有名なエピソードをここで持ち出すのも恥ずかしいのですが、あのラーズ・ウルリッヒが影響を受けたと公言するバンドですから、そういう事で一人でも多くの人の耳に届いて欲しいと思わずにはいられません。

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