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Shadow King / SHADOW KING
失恋船長 ★★★ (2021-10-18 19:27:37)
プロデューサーにキース・オルセンを迎えコマーシャル性豊かなメロディアスHM/HRサウンドをダイナミックに展開している。ヴィヴィアン・キャンベルとルー・グラムの共演と言う当時としては嘘みたいな組み合わせが話題性にも繋がってはいるのだが、雑誌の評価が辛辣なモノであり、日本でも評価を得られなかったバンドである。
そういう意見を鵜呑みにするステレオタイプの人ではない、良識のあるメロディ派には再度向き合って頂きたいクオリティの高い一枚。売れっ子プロデューサーであるキースを選んだのも頷ける、みずみずしいメロディアスサウンドは絶妙なハードテイストを残しワールドワイドな感性を用いり展開、アメリカでも英国でもない偏りの少ない王道路線は、実に同に入ったもの。正直、ギターはヴィヴィアンである必要はないのだが、後にヴィヴィアンがデフ・レパードに加入した時ほどの驚きも違和感もなく、むしろ予兆はここにあったのか!なんて思うと聴こえてくる音色も随分と変わるでしょうね。アーバンでアダルトなハードサウンドは、大人が聴いても恥ずかしくない洗練されたサウンドを聴かせており、グッと惹き寄せられう場面は少なくないでしょう。
唄の上手さに疑いのないルーのパフォーマンス力も脂が乗り切っており、これほどシャレオツハードサウンドをフロントマンを飾るのが似合う男はいないでしょうね。
セクシーで男臭い歌声はこういう歌モノサウンドに楔を打ち込みますねぇ。バラードなんか天下一品でしたよ。
短命に終わった為に、今となっては完全に忘れ去られたバンドになります、スタイリッシュなジャケもメタルっぽくないので毛嫌いされそうですが、フォリナーを舐めていないメロディ派のマニアならマストだとも言いたい。

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