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Sangre / KILLER MAY
失恋船長 ★★★ (2021-12-21 12:48:28)
最近、めでたく廉価版が再発されたキラーメイ。ここで紹介するのは1988年にリリースされた3枚目のアルバム。どういう分けかデビューしたときは、シンガーのREINOが女装して唄っていた、他のメンバーもそんな感じだったと言われるが、個人的にはTVでREINOが女装して唄っていた姿しか確認できてない。そんなキワモノ的なイメージは最後まで、このバンドの評価を曇らせたが、後にギターとドラムの菊池兄弟がTHE YELLOW MONKEYで売れたので、このバンドにも少し光が当たった。
インディーズ時代から底抜けに明るいロックをやっていただけに、女装姿はあれだが、陽性サウンドと派手目のルックスの下に隠れる素顔はイケメンというメンバーショットは売れるポテンシャルを秘めていただけに、キワモノとしての売り出し方が悔やまれるバンドでした。
ここではREINOの男を取り戻し、インディーズ時代のようなロックンシャウトを絡め自身の持ち味をアピール。彼の歯切れの良い歌声を前に出しつつ古典的なロックサウンドを披露、シンプルイズベストな音楽性は当時としても古くさいのだろうが、逆を言えば安定したブランドでもあるために、その安定感のある演奏と相まって聴きやすいハードなロックを聴かせてくれる。
ある意味、インパクトは薄まったが本来あるべき姿に戻れたのは彼らにとっては良かったろう。結局、最後まで女装で売れたが為の呪縛から解き放たれなかったバンド。歌詞の内容も変わり仕切り直しを図っただけに、もう一枚この路線でアルバムをリリースして欲しかった。バンド名を変えて勝負しても良かったかもね。KISSとか好きな人なら楽しいだろうねぇ。

話は変わりますが、このバンドのレビューがごっそり無くなっている。ワタクシのコメントも勿論だが、他のユーザーのもなくなっている…ん~

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