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交響曲第6番ヘ長調op.68『田園』 / Orchestral Music / BEETHOVEN
めたる慶昭 ★★★ (2022-01-08 22:06:03)
私の持っているのはコリンデイヴィス指揮、BBC交響楽団74年録音(79年発売アナログ盤)です。
第1楽章
出だしのメロディーは誰でも1度は聞いた事がある有名なものですね。
5月頃の風爽やかな季節に田園風景の中のんびり佇んでいる様な気がしてきます。
特に管楽器でアクセント付けてる所等雲雀が鳴いているのかな?って雰囲気も作ったりしていて心洗われますなあ。
交響曲の第1楽章の中でも一番好きなのは迷わずこれって応えますよ。
エンディングの盛り上げ方も完璧!
第2楽章
ゆっくりしたリズムで優美なメロディーが奏でられます。
中盤に出てくる管楽器がきっかけとなって弦楽器陣が奏でだすメロディー、此処が良いなあ。
大好きポイントですね。
バイオリンの優しいメロディーの反復は小川のせせらぎみたいですね。(キョエちゃんの江戸川のせせらぎとは大違い)
第3、4、5楽章
第3楽章になるとまたテンポ良く華やかなメロディーが鳴り響きますね。
「田舎の人々の楽しい集い」という副題ですが、農家の人々が忙しい合間に集まって陽気にお祭り気分で楽しんでいる様子が目に浮かびます。
第4楽章になると田園を嵐が襲います。
一旦静かになったオーケストラですが、ティンパニーの連打と共に目一杯の音量で嵐の激しさを表現しており、エレキギターというよりハモンドオルガンで唸らせたいかな?なんちゃって。
最後の第5楽章では嵐も収まり平和な田園に戻ります。
村人達も大した被害も出なくて良かった。
さあ、収穫はもうすぐだ。
後ひと踏ん張りするかあってポジティブな雰囲気に満ちて曲が大団円を迎える、名曲と言われる所以ですね。
クラシックで間違いなく一番好きな曲と断言致しましょう。

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