この曲を聴け! 

今週のアルバム10選
うにぶ (2022-03-19 21:39:11)
今更ながら、2021年発売のお気に入りアルバム10選。

1.CYNIC『ASCENSION CODES』
メンバーの相次ぐ死を乗り超えて完成したアルバム。あまりに美しいサウンド。メタルじゃないかもしれないけど真のプログレ。

2.GALNERYUS『UNION GIVES STRENGTH』
日本語の曲の歌メロの魅力が年々、増してきている気がします。それでいて演奏も妥協なく無茶苦茶な音数と魅力的メロディを詰め込んでいて、大満足。

3.THE THREE TREMORS『GUARDIANS OF THE VOID』
相変わらず暑苦しすぎる超絶トリプル・ヴォーカル・パワーメタル。どんな平凡な曲も過剰コーラスがネタ曲化させています。ハモりより叫び。

4.CRYPTA『ECHOES OF THE SOUL』
'21年ではなく'91年発売と言われても全く疑わないであろうオールドスクール・デス。愛おしいデス。'21年は、なんか昔のデスメタルにはまり直してたので。

5.KK'S PRIEST『SERMONS OF THE SINNER』
K.K.ダウニングとリッパーが組んだっていうだけで円盤マストバイなわけですが、打算以上にK.K.のやりたいことをとことんやっちゃったヤリスギ感が微笑ましい。

6.METALITE『A VIRTUAL WORLD』
なんかちょっと懐かしい未来というか、モダン/先進的なEDMメタルのはずが、'80年代のフューチャー・ワールドっぽさが色濃くて好きです。曲もいい。

7.LEPROUS『APHELION』
もはや完全に唯一無二の世界を築き上げています。前作ほど浮世離れはしていないけれども、どこまでも耽美的で工夫に満ちた暗黒プログレ。

8.WARRIOR PATH『THE MAD KING』
ダニエル・ハイメンが雄々しくエピック・メタルを歌っているのを聴けるだけで幸せです。相変わらず素晴らしい歌声。

9.Kristoffer Gildenlöw『Let Me Be A Ghost』
前3作と同様、多少ヘヴィさも見せつつ、基本は静謐なメランコリック・プログレ。哀メロ好きにはたまりません。もうPOSに戻ってもダニエルと互角にやれるんじゃないかな。

10.HELLOWEEN『HELLOWEEN』
メンバー同士がお互いを尊重しながら、HMという音楽、HELLOWEENというバンドを大切に思っていることが伝わってきます。これは生涯の宝物。

J-POPを含めれば、RADWIMPS『2+0+2+1+3+1+1= 10 years 10 songs』が、あまりに重くて別格。YUKI『Terminal』は名盤。ビッケブランカ『FATE』、ネクライトーキー『FREAK』、KIRINJI『crepuscular』、NakamuraEmi『Momi』も好き。なんかE.P.(ミニ・アルバム)が豊作で、坂本真綾『Duets』、坂本美雨『birds fly』、ヨルシカ『創作』(前年の『盗作』とセット)、B'z『FRIENDS III』も良盤。尾崎裕哉『BEHIND EVERY SMILE』もよかった。

保管スペースの都合で去年、HM/HRのCDを千枚くらい始末したため、選別にあたって昔買ったCDの聴き直しの多い1年でした。
'21年の新譜はやっと今頃聴いています。

→同意