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The Mediator Between Head and Hands Must Be the Heart / SEPULTURA
失恋船長 (2022-06-03 12:35:33)
知らない内にメンバーも大幅に変わり全く違うバンドのような構成になっている事に驚いた。豪放磊落、過激なサウンドは時代性のど真ん中を走っており、モダンなヘヴィグルーブミュージックが好きな人にはたまらない内容だろう。とくに最先端を追いかけるマニアならば、大好物なアリーナサウンドである。
この手のスタイルは2000年以降ドンドンと生まれアメリカのハードシーンの主流となりつつあるわけだが、カヴァレラ兄弟がいないのだから、こういうスタイルになることに驚きはない。当方は古い人間なので最先端サウンドを聴かされると場違い感を味わい木っ端ずかしい思いしかしないのだが、それにしてもモダンである。これは売れたのだろうか?
旧来のファンには、おもてたんと違うとなるだろうが、バンドの顔が変わり、それなりにプレッシャーもあったろうが、そういう気負いも味方につけ、モダンヘヴィグルーブコンセプトアルバムなるものを作り上げた意欲は認めるべきでしょう。このジャリジャリとしたサウンドメイクに、伝統的なマナーは存在しません。その最先端さが大きく評価を分けるでしょうが、この作品は長いキャリアの中で一枚か二枚はある実験的な作風として楽しむべき一枚でしょう。前作と次作を聞き比べれば顕著なのですが、2013年てこういう時代だったのかなぁ?

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